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【新感覚ワークショップ】生成AIで描くwell-beingの新しい形

今回は、生成AIの可能性に気付いてもらうために、私が社外で実施したワークショップの内容をお届けします。

テーマは、Well-being×ChatGPTです。
画像生成AI「DALL・E3」の可能性を学びつつ、自分自身やキャリアを見つめ直すためのWell-beingについて考えていきます。

Created by にじジャーニー(cute girl, Well-being is a combination of the words "well" and "being," and is a concept that describes the state of "being well" or "being well," a state of physical and mental well-being. The word "wellbeing" is derived from the 16th century Italian word "benessere," which originally meant "healthy or happy)

Well-beingとは?
Well-being(ウェルビーイング)とは、Well(よい)とBeing(状態)が組み合わさった言葉で、「よく在る」「よく居る」状態、心身ともに満たされた状態を表す概念です。元々は「健康的な・幸せな」を意味する、16世紀のイタリア語「benessere(ベネッセレ)」を始源としています。

https://www.persol-group.co.jp/sustainability/well-being/about/#:~:text=Well%2Dbeing(ウェルビーイング)とは、Well(,始源としています%E3%80%82

画像生成AI「DALL・E3」の魅力

DALL・E3の魅力は3つあります。

Takahashi作成スライド

1つ目は、指示が日本語でいいことです。
画像生成AIで有名なStable DiffusionやMidjorneyでは英単語を組み合わせてプロンプトを書く必要があります。そのため、画像生成にハードルを感じる人が多いようです。
DALL・E3では日本語で指示ができるため、直感的に使うことができます。
下記の図は、GPTs(自分専用のオリジナルGPT)の出力になります。
「振り向きざまにピースをする16歳の女性」と入力することで、画像が生成されます。

ChatGPTの出力画面(GPTsにより画像のテイストは指定されている)

2つ目は、生成された絵に追加で指示ができることです。
最近では修正機能も実装されたので、絵のテイストや構図を保ったまま画像に修正を加えることができます。
下記の図では、女性と猫が歩いている画像に対して、猫を犬に変える修正を指示しました。猫を塗りつぶしたあとに「飼い主を気遣って後ろを向くゴールデンレトリバー」と入力するだけで、絵のテイストを保ったままゴールデンレトリバーが描かれていることが分かるかと思います。

ChatGPTの画面をスクショ
ChatGPTの画面をスクショ
ChatGPTの画面をスクショ

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3つ目は、抽象的なコンテクストも画像にできることです。本記事はこの特徴に焦点を当て、その題材として自分のwell-beingを画像として生成します。

well-being×ChatGPTの狙いと流れ

「well-beingな状態を教えてください」と聞かれて、即答できるでしょうか?
私だったら、一瞬言葉に詰まります。
ただ、普段から幸せとは何か?今の自分はゴールに向かっているのか?と内省しているため、言語化はできていると自負しています。

そのため、well-beingの画像生成ワークショップの狙いは2つになります。

①well-beingを言語化すること
②画像生成AIを使うことで発想の可能性を広げること

Created by にじジャーニー

①に関しては、深堀りできるワークを考案中です。まずは簡単でいいので、幸せな状態ややりたいことを言語化してもらいます。
こちらは、他の人のWell-beingを聴くことで、自分の考えが深まると思いますので、気軽に書き出してもらえると助かります🙆‍♂️

②に関しては、自分のwell-beingな状態を言語化することができても、それを絵にして表現することにはハードルがあります。しかし、DALL・E3の機能を使えばテキストから画像を生成することができるため、0→1のアイデアを補助してもらうことができます。

具体的なワークショップの流れは、スライドにまとめましたので、ご参照ください。

Takahashi作成スライド

well-beingを絵にしよう!

well-beingを箇条書きで列挙し「その情報をもとに絵を描いてください!」と指示します。

実際に私のwell-being(これから目指したい理想の状態)を絵にしてもらいました。
個人的には、色々な人と関わりながら、光が見える方向に走っている姿が素敵だと思います。

そのため、特に修正はありませんでした。自分一人では絵を描く思考もなかったので、とても感動したことを覚えています。
今であれば、この絵について何を付け足したら、よりwell-beingの状態を表現できるのか?など、深掘りすることで、内省を促進させることができると思います。

Takahashi作成スライド
ChatGPT生成のwell-being

記事を読んでいただいている方々も、ぜひ自分のwell-beingを絵で表現してみてください。

本記事で最も伝えたかったのは、「具体的に描きたいものを言語化できていなくても、絵を描くことができる可能性」です。

それに加えて、Midjorneyやにじジャーニーを掛け合わせるとスタイリッシュな画像が生成できるので、その具体的なやり方を紹介します。

ChatGPT×Midjorney / にじジャーニー

先ほどのwell-beingの画像に対して、GPT-4V(画像認識機能)を用いて、「この画像をMidjorneyで生成するためのプロンプトを出力してください」と指示します。

出力された英単語の羅列をMidjorneyまたはにじジャーニーにコピペすることで、よりデザインが洗練された画像が生成できます。

私の場合は、走ってる様子は無くなりましたが、様々な人とアイデアを出し合う様子が描かれていて、とても気に入っています。

Takahashi作成スライド
Created by にじジャーニー

ちなみに、私たちが冒頭に記載している文章も画像にしました。お互いに学び合いながら、アイデアが爆発している様子が描かれています。
それをにじジャーニーに変換して、Canvaで文字列を入力すればサムネイルや広告に使うことができます。

こちらのトピックス“生成AI最前線「IKIGAI lab.」”は、学び合うことを目的としたオンラインビジネスコミュニティ「OUTPUT CAMP meets AI」のメンバーで運営しています。

Created by DALL・E3
Takahashi作成スライド
Takahashi作成スライド

今すぐアウトプットしよう!

今回は、画像生成の可能性についてまとめました。
生成AIを誰もが使いこなす世界では、スキルに大きな差がなくなります。
そのような世界では、何を実現したいのか?あなたはどんな人なのか?ということが問われてきます。

つまり、コモディティ化した世界では、キャラや人間性が重要になるということ。
その一歩を踏み出すために、自分のwell-beingを考えてみるのはいかがでしょうか?

今後も生成AIに関する最新情報や実戦の中で得られたノウハウを記事にしていきますので、生成AI最前線「IKIGAI lab.」をフォローいただけると幸いです。
そして、執筆の励みになるので、ぜひフォロー&コメントをお願いいたします!

note(https://note.com/books_kazuma)でも生成AIについて発信しているので、ぜひご覧ください。

インプレスのThink ITで生成AIの連載スタート!

この度、株式会社インプレスのThink ITでIKIGAI lab.コミュニティメンバーが「Gen AI Times」という生成AIニュースを連載することとなりました。

半歩先の未来をエスコートするというコンセプトのもと、AI・生成 AIに関するニュースや実践から得られたノウハウを提供いたします。

本トピックスメンバーとは異なるIKIGAI lab. コミュニティメンバー8名が記事を執筆いたしますので、私たちとは違った切り口や生成AIの活用方法を味わっていただけたら幸いです。
私、髙橋和馬は監修として携わっています。


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