見出し画像

ポルノ絶ちで人生が変わる

こんにちは。今回はゲーリー・ウィルソンさんが書かれた
「インターネットポルノ中毒 やめられない脳と中毒の科学」
と言う本を解説します。

この本はこんなあなたにオススメです。

もっと賢くなりたい!
もっと脳の生産性を上げたい!
自分の人生を自らの手で良くしたい!

本書では病理学や生理学の専門家であるゲーリー先生がエロ動画などのポルノ視聴が私たちに与える悪影響について解説されています。
生活をより良くしていくために役立つ知識が満載なのでとてもおすすめの本です。

まず結論から

・ポルノを見すぎると、不安、集中力の低下、うつ、依存などの悪影響が生じる。

・世の中は、「ワクワクするが長期的に有害な行動」が金儲けのために溢れている。
例)・ギャンプル・ジャンクフード・ゲーム・スマホ・タバコ・ポルノ

・世の中の構造について気付こう。搾取されてはいけない。

今回の記事では

ポルノを見る悪影響

について解説します。

ポルノ(エロ動画やエロ本)の見過ぎは、不安、集中力低下、うつ病の原因になる。

なぜかというと、脳内でドーパミンが過剰に分泌されるからです。
ドーパミンは快楽や中毒に関わる脳内物質です。

逆にポルノ絶ちのメリットは?

・コミュニケーション障害の改善
これは自分に自信がつく。目を合わせられるようになる。
・生活全般において活力向上
・頭がハッキリして鋭くなり、集中力向上
・もっと生き生きとした表情
・うつの軽減
・日常的な喜びを楽しめるようになる
・自制心が高まる(脳の前頭前野の強化)
・女性と付き合いたいという欲求
・男性機能の向上

このようなメリットがあると考えられています。

ポルノの中でも特に問題なのがインターネットポルノです。

今や当たり前のようにネット上に無数のエロ動画が溢れています。これらのインターネットポルノが危険です。

インターネットポルノは以下のようなことが危険です。

・無料
・アクセスが簡単
・365日朝昼晩問わず利用できる
・コンテンツが莫大にある
・プライベートで使える

従来のポルノは雑誌、ビデオなどだったためそれほど深刻な影響はありませんでした。
しかしインターネットが繋がったスマホ、パソコン、これになった途端に問題性が格段に上がったとゲーリー先生は言います。
インターネットポルノは中毒に陥りやすいです。

中毒や依存症には様々なものがあります。
例えば、ギャンプル、ジャンクフード、買い物、ゲーム、スマホ、お酒、タバコ、そしてインターネットポルノ。
中毒はいろいろなものがありますが原因は全て1つです。

原因は脳

にあります。

中毒を起こしやすいものというのはどれも脳で快楽物質のドーパミンを過剰に分泌させます。そしてそのドーパミンの過剰分泌が体に害を及ぼします。
脳を過剰に興奮させて人を依存させるようなものを超常刺激と言います。

超常刺激は以下のような特徴で表されます。

・人間が本能的に魅力的だと思うものの誇張版として、人工的に作られたもの。

・多種多様で常に目新しさがある。

・人が慢性的に過剰消費する。

以上のような特徴を持つのが超常刺激と呼ばれるものです。

超常刺激とは本能に作用してくるものなので争うのが難しいです。

では続いて、中毒というものについてさらに掘り下げていきます。

中毒とは何かを渇望し統制が効かなくなり生活に悪い影響が出ることです。

ではどういったものが私たち人を中毒に陥れるのでしょうか。

1番はジャンクフードポルノです。
次にお酒やタバコ、薬物、ゲーム、スマホ…です。

なぜジャンクフードやポルノが最も中毒に陥りやすいのかというと、本能にダイレクトに関与するものだからです。

ジャンクフードは食べ物。ポルノは異性です。
このように本能に関与するものなので、はるかに多くの人を中毒に陥れます。

では続いて中毒者の脳はどのように変化していくのか。

中毒になってしまうと4つの段階で変化していきます。

1.増感
2.脱感
3.前頭前野の機能は不全
4.ストレス系の誤作動

この4つの段階を踏みます。

まずは1.増感について。
これは快楽の超記憶のことです。インターネットポルノなどによってドーパミンの過剰分泌が引き起こされる。これにより強力な渇望を引き起こす段階です。

そして次に2.脱感
これは快楽への耐性がつき、快楽への反応が鈍くなることです。同じ刺激を得るのにますます多くの刺激が必要になります。

そして3.前頭前野の機能不全
1と2の段階を経て脳の機能が低下します。特に脳の前頭前野という大事な部分の機能が落ちてしまいます。
前頭前野は脳の最高中枢、1番大事な部分です。
前頭前野は
・やる気
・集中力
・記憶力
・論理的思考
・客観的思考
・行動や感情のコントロール
・コミュニケーション能力
などを司る部分です。

ですので、前頭前野が発達している人は
・他人と良好な関係を築ける
・目先の利益にとらわれず、長期的にみた有利な選択ができる

これらの結果、社会的地位や経済的地位が高くなりやすいという傾向があります。

そして最後に4.ストレス系の誤作動
これは渇望増大、意志力阻害、無数の禁断症状です。
禁断症状とは
不安、うつ、疲労、不眠、苛立ち、痛み、気分の揺れ
などがあります。

では、なるべく早い段階で対策することが必要になってきます。

ポルノを絶って人生を取り戻しましょう。
本書では対策法が書かれてあります。

具体的な対策法5選は次の記事をご覧ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?