水瀬 文祐
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写真小説家~歌姫の断片~
■あらすじ写真を撮るように、目の前の景色や出来事を書き記す「写真小説家」。それを生業とする私は、依頼人から依頼を受けて、様々な出来事を書き記そうとする。不思議な魅力を兼ね備えた歌手のライブ。最後の舞台に挑もうとするヒーロー。そして、その写真小説家自身。
写真小説を通じて浮き彫りになってくる、「私」の抱えた問題。出会った人々に触れて、「私」の問題への意識は変わっていき、それと向き合おうと決心すること
マガジンに追加していただいた作品について
■マガジン追加していただいたnoter様うちらぶ様の「お気に入り・おすすめ記事」に「波間に揺れる」を追加していただきました。
うちらぶ様、ありがとうございます。
■追加していただいた作品はこちら
こちらの作品は完全に行き当たりばったりで、プロットも何もなく書き出したものでした。「貝」というアイテムだけがぽんとアイデアにあって、それ以外の登場人物なんかは書きながら考えていったものになります。
イステリトアの空(第5話)
■これまでのお話はこちら 殺すのも、殺されるのも怖い。だが、と春洋は弟がかつてしていた話を思い出す。弟の秋継は不思議な夢ともつかない白昼夢のようなものを垣間見ることがあった。
それは、ここではない、どこか遠くの世界の話。
その世界の街では、西洋風の建築物と日本風の建築物が混在しており、中にはそのどちらにも属さないであろう奇抜な建物もあるという。街は発展する一方で街の周囲は広大な原野だったり森林
イステリトアの空(第4話)
■これまでのお話はこちら■本編 その夜も犠牲者が出た。殺されたのは道場主で小学校の教師である山吹と、一緒に巡回していた二人の門下生だった。
山吹はさすが兵法家であったと見え、正面から斬り結んだ跡が見受けられた。門下生二人は背中をばっさりと斬られているところから、逃げようとして斬られたのだと窺える。
人気のない村外れだった。一本砂利道が東西に走っているだけで、周囲は雑草が繁茂している。少し道を外
イステリトアの空(第2話)
■これまでの話はこちらのマガジンから■本編 儂らの任務、それは胸糞悪い任務だった。進軍路の途上にある村を襲い、老人から女子供に至るまで、すべての住人を皆殺しにする、それが任務だった。胸糞悪いが、情けをかければこちらの命が危なかった。住人の中には武装したゲリラのような集団が紛れていることもあってな。情けをかけた途端ズドンと頭を撃ち抜かれることもある。見た目には区別がつかんからな。殲滅するしかなかった
もっとみる体調が回復してきましたので、明日より更新を再開したいと思います。
コメントでたくさんの方からお気遣いいただきまして、ありがとうございました。個別にお礼申し上げたいところですが、この場を借りてお礼申し上げたいと思います。
明日は長編の2話目を更新します。
今日は体調不良のため、更新はお休みします。みなさんの記事も体調が回復し次第拝見しに回ります。申し訳ありません。