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読書で旅行体験

昨今話題になっているオンライン旅行

「なんだそれ。実際に現地に行かないとわからないことだらけじゃないか。いや、安く体験できるならアリなのか?」なんて思っていたのですが、、、
まさか読書で旅行体験ができるとは。

今回紹介する本は、「遠い太鼓」(著:村上春樹)です。

この本は、著者の三年間にわたる、イタリアやギリシャを巡る旅行記になっています。

日本にいるだけでは経験することの出来ない、現地の方々との交流を美しい文章に乗せて私たちに届けてくれています。

ローマの喧騒や駐車事情、ギリシャの熱烈な選挙意識、イタリアの正常に働いていない郵便制度のくだりは是非読んでいただきたい。

著者曰く、イタリアは、

「首相が毎年替わり、人々が大声で喋りながら食事をし、郵便制度が極端に遅れた国」

「遠い太鼓」

とのこと(笑)
イタリアで住むには、頭の構造を一から組み立て直す必要がありそう。

あと、「ノルウェイの森」を創作中の話しも少し出てくるので、ハルキストの方々にもお勧めです!!

う~ん。読書って素晴らしいですね。

旅行に行きたくても、仕事や学業に忙しい皆さん。
本の世界で旅に出てみてはいかがでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます!


#読書
#読書感想文
#村上春樹



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