投資insighter【ファスト教養】×【投資】/インデックスでもアクティブでもない第三の選択肢

【インデックスでもアクティブでもない第三の選択肢】【本を読む以上の効果を本を読むよりも…

投資insighter【ファスト教養】×【投資】/インデックスでもアクティブでもない第三の選択肢

【インデックスでもアクティブでもない第三の選択肢】【本を読む以上の効果を本を読むよりも手軽にお届け】【これさえ読んでおけばokをまとめます】 数学者です。日々の読書(哲学, 経済学, 生物学, etc)から得られた知見を要約し、皆さんにお届け。 副業の株式投資のお話も。

最近の記事

道は開けるについて

実益に結びつく、自己啓発書を解説します。実際にどのように行動すべきかについても記載します。 『道は開ける』(原題:How to Stop Worrying and Start Living)は、デール・カーネギーによって書かれた自己啓発書です。この本は、日常生活の中でのストレスや心配事を減らし、より充実した人生を送るための方法を提案しています。以下に、本書の教訓、あらすじ、注目すべきポイント、倫理観・哲学について詳細に解説します。 最後に、実際に起こすべき行動を議論します

有料
300
    • 不動産投資のメリット・デメリット【基礎編】

      株式投資について議論する前に、不動産投資の可能性につて議論したいと思います。ただその議論の前に前提知識を合わせる必要がありますので、個人的に必要だと思ったことを羅列します。詳しい方は読み飛ばしてokです。次回以降、この内容をもとにパフォーマンスを論じますので、ぜひご理解ください。 不動産投資のメリット 不動産投資には、多くのメリットが存在します。以下にその主要なポイントを詳細に説明します。 1. 安定した収益 不動産投資の最大のメリットの一つは、安定した収益を得る可能

      • 現在の日本で取るべき投資戦略について【1:概論編】

        投資戦略について、基本的にNISAでインデックス投資を買えばokと言われています。それが正しいかの検証も含め、数回に渡り、どのように投資すべきかについてまとめます。全12回を想定しております。参考文献もそのうち提示します。投資信託 or ETF or 不動産 or …とたくさんの選択肢を吟味していくので長くなってしまいますが、お付き合いいただきますと幸いです。 ぱっと結論が出る類のものではなく、途中で少し数式が出ますが、根気強く解読すれば、ポートフォリオの組み方について自信が

        • 失われた時を求めて

          ドストエフスキーは昔読んだ記憶を掘り起こして書きましたが、今回は最近読んだ本の解説をします。 マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』は、20世紀文学の傑作として広く認識されており、総計約3000ページにも及ぶ長編小説です。 ### 教訓 『失われた時を求めて』は、主に個人の記憶と時間の流れについての深い洞察を提供しています。この作品の中心的な教訓は、時間の不可逆性と、過去の体験が現在の自己にどのように影響を与えるかという点にあります。物語は、主人公が失われた時間を

          車輪の下

          哲学的な話題が続いたので、小中学生向け必読書であるヘルマン・ヘッセの「車輪の下」について解説します。この書籍、一旦読む機会を逃してしまうと二度と読むのがないと有名です(体験談)。 ## 教訓 ヘルマン・ヘッセの『車輪の下』は、19世紀末から20世紀初頭のドイツを舞台に、教育制度と社会の圧力が若者にどのような影響を与えるかを描いています。本作の主要な教訓は、個人の才能や興味を無視し、厳格な規範や期待を押し付けることの危険性です。特に、若者が自己のアイデンティティや個性を見つ

          カラマーゾフの兄弟

          ドストエフスキーついでにカラマーゾフの兄弟の解説をします。NHK出版から解説書が出ており、初心者向けですのでぜひそちらも参考になさってください。 ## 教訓 『カラマーゾフの兄弟』の主要な教訓の一つは、人間の道徳と信仰の複雑性です。ドストエフスキーは、善と悪、信仰と無神論、愛と憎しみといった対立する要素を通じて、人間の本質について深く掘り下げています。彼は、道徳的な選択が個人だけでなく社会全体にも影響を及ぼすことを示し、人間の行動が持つ広範な影響について読者に考えさせます

          イシューから始めよ(短解説)

          せっかくなので実践的な本を。世界的名著「イシューから始めよ」の解説をします。具体的な起業アイデアや、実践編については別記事にて解説いたします。 ### 実践すべきこと この本では、問題解決プロセスにおいて「イシュー(主要な問題点)」から入ることの重要性を強調しています。具体的には、以下のような実践が推奨されています。 - **問題定義の明確化**:解決すべき核心的な問題(イシュー)を明確に特定する。 - **情報の整理と分析**:関連する情報を収集し、問題にどのように

          罪と罰

          たまには有名どころを。必読の一冊です。ただ読む時間がない方もいらっしゃると思いますので、一般的に得られる教訓や、そもそものあらすじなどを解説してみました。 https://www.amazon.co.jp/%E7%BD%AA%E3%81%A8%E7%BD%B0%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%89%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A8%E3%83%9

          なぜ働いていると本が読めなくなるのか

          記事の結論 働いていると本が読めなくなるのは、図らずも仕事至上主義になってしまうため、余計なノイズをいれる余力が自分になくなってしまうから。 そのような空気が社会に蔓延することで、生きづらさを生み出している。 どうすればよいか? 半身で生きる、という価値観を認め、実践していく。 初回の記事はこの本にしようと心に決めていました。 https://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%81%9C%E5%83%8D%E3%81%84%E3%81%A6

          このノートの目的

          私は本業で数学の研究をしています。数学の研究というとよく分からないといった印象を持たれるかもしれません。もし需要があればこのことについては追々お話したいと思います。 通常、研究をしていると没頭しすぎて視野が狭くなってしまいます。従って、この世界をより良くするにはどうすればよいか、などの視点を持つことが難しくなってしまいます。 それを防ぐため、私は研究分野以外の書物(哲学、経済学など)を読み、インプットを増やし、世界をどのように観察すればよいかについて日々考えています。