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Note書く暇なさすぎた。

朝ドラ「ブギウギ」もあっという間に6週目に入っていよいよ東京編がスタート。祖父服部良一がモデルになっている草彅剛さん演じる羽鳥善一さんも福来スズ子ちゃんとご対面です。私は台本を確認用に送っていただいていて、少し先までの展開は知ってはいるものの、放送を見るとまったく別物でした。毎日新鮮に泣いたり笑ったり忙しいです。
今年に入ってから急に朝ドラ、そこから派生するいろいろな対応でものすごく忙しくなってきました。この夏は忙しさとストレスがピークになり、気持ちと体が若干追いつかなくなり。でも1つ1つの仕事は本当に楽しくこなしていました。こなしているつもりでした。

しかーし。放送初回の日についに力尽きて倒れて入院になった時は笑うしかありませんでした。お医者様に何かストレスとか疲労とか・・・って問診されたけれど、喰い気味に「ありました。自覚症状あります。」人生史上最弱免疫女に。
入院中は朝6時から1時間の点滴だったので、終わった頃にBSの放送が見られたのでよかったです。(点滴をポジティブに考える)

頑張りすぎたらアカンのですという事を肝に銘じながら退院後も日々過ごしていますが、そんな中11月1日に服部良一の自叙伝「ぼくの音楽人生」が復刊となりました。この本は最初に出たのは1982年。その後祖父の没後にご葬儀に参列してくださった方にお配りするために復刊したのが1993年。
この本をこの機会に再び復刊したい!と思ったものの、出版はまったく素人。そこで出版社にお問い合わせフォームから相談したのが今年の春。その後最終的に担当になるSさんからお電話があり、出版に向けて動いてみますとおっしゃっていただき復刊につながりました。復刊にあたってどうしても入れたかった服部隆之の祖父の想い出もとても貴重な文章になったと思います。これで前書きに服部克久の「父の想い出」巻末に「祖父の想い出」と三代の文章が1冊に入りました。

ドラマはここから服部良一の作品がどんどん出てきます。東京ブギウギの登場はまだ少し先。今週は笠置シヅ子と服部良一コンビのスタートでもある「ラッパと娘」が流れます。私が最初にNHKのドラマの方とお会いした際にも「ラッパと娘」がかっこいいとスタッフのみなさんがおっしゃっているという話を聴いて、本当に嬉しかった事が思い出されます。この少し前に実は淡谷のり子で「私のトランペット」という曲も作っているので、こちらもまた全然タイプの違った曲なので機会があったらぜひ聴いてみてください。楽器を歌と対等に使っているのって当時としてはものすごく斬新な試みだったんじゃないかなと思います。

さて。なんとか無理矢理Noteも復活させました。
またドラマ観て興奮しすぎて旧TwitterではおさらまなくなったらNoteも使っていきたいと思います。

最後におまけ。この写真は「ラッパと娘」の楽譜が入っている封筒で恐らく作曲当時のもの。忙しくなってからはこういう手間のかかる書き方はしなくなるのですが、なんか若かりし頃の良一さん装飾しちゃってます。笑

ラッパと娘(恐らく良一さん直筆)


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