#302 遊びからスポーツを始める

昨日、子供が入団しているミニバスチームの体験会がありました。
体験会は、ミニバスとうちのチームを知ってもらい、入団するきっかけの場として毎年開催しています。

体験の子たちは低学年メンバーと一緒に楽しみながらドリブルやシュートを練習するメニューに参加します。
自分の順番を待っている間にも、ドリブルをしながら足をあげてボールを跨ぐ子、届かなくてもゴールにボールを放っている子、体育の授業くらいでしかバスケを体験したことのない子たちがそれぞれ楽しんでいました。
コーチは、「どうやったら楽しいと思ってもらえるんだろう?」と毎年試行錯誤しているようですが、今年も参加した子たちは笑顔に溢れていました。
特にドリブルしながらジャンケンをして勝ったらそのまま進む、負けたら列に並ぶ、という遊びを取り入れたメニューを参加した子供たちは楽しんでいました。

私は、中学の部活からバスケを始めました。
入部した1年生は、最初はスラムダンクの桜木花道のように、コートサイドでダムダムとドリブルをついたり、パス練習をしたり、楽しく練習した記憶はありません。(思い出すのはツライ練習ばかり…)
これまで体験に来た子の保護者の方に聞くと、運動が苦手だったり、体力に自信のなかったりと我が子を心配する声がありますが、入団してみるとそんな心配どこへやら。
今では体力もついてきて、楽しみながら一所懸命練習しています。
みんな最初は遊びを交えてミニバスを始めた子たちです。

昨日体験に来た子たちを見て、どんなスポーツでも遊びながら始めて、好きになったら続けてみる。
ミニバスを見ていると、子供たちは、バスケの技術はもちろん、チームワークや礼儀といった学校の授業では学べない多くのことを学んでいます。
遊びがきっかけでそのスポーツを好きになって、そのスポーツを続けて、多くのことが学べたら素晴らしいことだと思いました。

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