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最終的に、全てエレカシに“持っていかれた”話 ~FM802 30PARTY SPECIAL LIVE RADIO MAGIC in大阪城ホール(1日目) 2019/06/01

いんや~!!すんごく楽しかったぞーーい!!RADIO MAGIC♪♪

そもそもFM802は、昔から隠れ(?)リスナーでして、いつもどこよりも早く好きなアーティストの新曲の音源を流してくれていたり、好きなDJさんがいたりで、地元でないのにちょくちょく聴いているFM局なのです。^^

今回はエレカシファンの友人がこのイベントに誘ってくれて、私の好きなアーティスト、気になるアーティストが数組出演していたので、1日目参加してきました!!(城ホ初参加はコブクロと決めていたのですが…でも、今回は“イベント”なので、ワンマンライブの初参加はまだない、とっておいてある、ということで。笑)

色々なアーティストの感想を書こうかな?とも思ったのですが、あまりにも“次元が違う”アーティストがいたものですから(笑)、そのアーティストの話を中心に書こうと。

まぁ、言わずもがな、タイトルにも書いたエレカシなんですがね。(笑)
【百聞は一見に如かず】とはこのことかな…と。

ライブ終了後にTwitterで感想を呟こうか、とも思ったのですが、こう…簡単に呟いてはいけないと思って。
丁寧に文章に残しておいた方が良いなと判断して、ここに書くまで沈黙を守りました。笑

まずはスカパラ!初ライブでしたが、やっぱり良い!楽しい!かつ音のレベルが高い!!と思いました。
特にドラムとピアノの音が本当にカッコ良かった♡^^
おじ様バンドがトップバッターとは中々贅沢でした♪♪

そしてあべまちゃん!!
元々私のお目当てのアーティストは阿部真央さんで、今回アコギ一本で3曲弾き語りしてくれて、その貴重な1曲にまさかの『ストーカーの歌』が入っていたから、これはかなり攻めてきたな…と。(笑)
とても良かったです!!
あべまちゃんライブは日比谷野音も参加するので、めちゃ楽しみ♪♪

あ、HYも学生の頃ライブに行ったことがあって、とてもピースな雰囲気だった思い出がありますが、今回もピースでしたね~^^すんごく“沖縄タイム”でした♪♪

…という感じで、この他のアーティストもライブを“楽しむ”ことができたのです。ここら辺までは。
そう…この後のエレカシに一気に“持っていかれ”ました。

エレカシはイベント前半のトリに出てきたのですが、まず、出てきた瞬間に、お客さんの空気が変わりました。
「え、今までどこにいたの?」ってくらい、お客さんの“存在感”が増したんです。殆どの人がエレカシファンだったの?!ってくらい、異様な盛り上がり方があって思わず怯みました。
そして一曲目『俺たちの明日』から始まったのですが…正直、どの曲も聴くことに集中し過ぎて“乗れなかった”んです。盛り上がる曲なのにとてもじゃないけれど、拳をあげる余裕も拍手する余裕もなかった…
寧ろ周りの手が邪魔…とすら思ってしまった私…

この感覚…どこかで体験したなぁ…と思ったら、コブクロでした。
よく黒田さんは「俺の歌を聴け」的な表現をされますが、それを“究極に極めた”アーティストが宮本さんなのかなと思いました。
以前、スピッツの草野マサムネさんが「正座して聴いていた」と話されていたのを思い出し、その気持ち…めちゃくちゃ分かる…と思いました。

私は宮本さんの歌唱力にも圧倒されたのですが(あんなに歌がうまいとは思わなかった…汗)、それ以上に、宮本さんがあんなめちゃくちゃ動くし、突然曲始めるし、とてつもなく自由人なのに、ドラムとベースとギターの音の安定感が半端ないのと、ライブでこんなに良い音を聴いたの初めて!!ってくらい感動してしまって…いやぁ…ベテランバンドの真髄を感じたというか…こんなグルーヴがあるんだ…と。

ここはもう、一つ一つ凄いと思った所を挙げていこう。
まずは宮本さん。
覇気。ラスボス感が半端ない。圧倒的な歌唱力。今までもTVとか動画とかで観たことあったけれど、髪の毛をくしゃくしゃする人とか、怖い人とかのイメージしかなかったから、歌も借りて聴いたけれど、ハマる曲とハマらない曲のギャップが激しすぎてイマイチ入ってこなかった。
が、ライブで体感すると、好き嫌いという次元をぶち抜いて「凄ぇ…」しかなかった。絶句。
天才が30年間、死に物狂いで本気で悩んで葛藤して努力するとこんな感じになるのかな…って。
もし、日本のロックバンドは?って海外の人に聞かれたらまずは「エレカシです。」と答えてしまう勢いだった。

ギターの石森さん。
何が驚いたって、宮本さんがギター弾くのかと思ったら弾かないで歌に専念した時も演奏に支障が全くなかったところ。
え、何なの?これが当たり前なの?ってまず動揺した。(笑)
ギターで一番感動した所はアコギの音。ものすごく安心感のある音で、衝撃受けた。
宮本さんが自由にできるのも他のメンバーのクオリティの高さがあるからだ…という私の見解を友人に話したところ、「そういう高さに持ってこれたのはひろじ(宮本さん)のおかげだ。」という話に…妙な納得があった。

ベースの高緑さん。
私は、結構ベースの音が大好きなのだが、“好み”の云々ではなく、テクニックの高さ…というより…何が凄かったという表現ができないのだが、多分、エレカシのベーシストという点で最高のパフォーマンスをされてきたのだろうな…という感じ。
俺が俺が!俺の音!ではなく、エレカシの楽曲をいかに最高潮に引き上げるか、というところだけを追求してきたかのような音だった感じ。
目立とうとしなくても存在感が半端なかった。そんな音。

ドラムの冨永さん。
私はTVや動画で宮本さんにめちゃくちゃ怒られている場面が強烈に残っていた為、ドラムの音でこんなにも衝撃を受けるとは思わなかった。
いや…ドラムめちゃくちゃ凄いんですけれど???何であんなに罵られるの???意味不明なんですが???という感じで、正直、こんなこと言っちゃうと色々な所から怒られそうだけれど、宮本さんだけでなく、ずっとドラムを凝視してしまうくらい、冨永さんのドラムが凄かった。本当に凄かった。(語彙力停止中。)

前半のトリがエレカシだったからさ…休憩ちょっとあったけれどさ、本当にエネルギーを全てエレカシに吸い取られてしまった感が凄くて、後半戦が本当にしんどかったのよ。(笑)
辛うじて、クリープハイプとかスガさんとかはがんばれたけれどさ。(笑)
エレカシもたった4曲(MC中に1曲あったけれど。笑)であんなに“持っていかれる”のは凄すぎる…
昔の尾崎豊とか、ロックバンドの人たちもこんな感じに爪痕を残していったのかしら…って想像してしまったよ。
これ…相当な気力体力がないと、ワンマンライブは相当ハードなものなんじゃないかって。聴く側がね。

しかも宮本さん…翌日の日比谷公園の亀田さん主催のフリーライブで林檎さんとステージ立ったって…一体どんな体力しているの?(笑)

という感じで、エレカシに食われた(?)私でしたが、城ホの音響で色々なアーティストのライブが観られたのは本当に幸せでした。^^
楽しかったなぁ…(余韻)


乾太


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