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コブクロ『轍』の歌詞で好きなとこをとつとつと

2020/10/10 大阪万博記念公園の野外ステージで、久しぶりにお客さんを目の前にしてライブをされましたね。^^ (※翌日も出演されました。)
色々な想いを抱えて参加されたファミさん、参加を辞退してココロを大阪へ飛ばしたファミさん、他のアーティストさん目当てだったけど、コブクロの歌にも耳を傾けて聴いてくれたお客さん…とても良い雰囲気の会場になっていたことでしょうね。^^ (私はココロ組です)

今回は、コブクロが歌ったセトリの中から…ではなく、flumpool (Vo.山村さんは大阪マラソンで小渕さん率いる「Team KIAI」のメンバーでもあります。^^) がコブクロの『轍』をカバーをしてくれたとの情報をキャッチしたので、こちらを取り上げたいと思います。(今回も「コブクロ初心者さんをファミさんにしていこう♪キャンペーン」狙いで。笑)
歌詞を改めて “眺めた” 時に「やば…この歌詞…」って思った部分をただとつとつと語るだけの内容です。^^
『轍』は、歌詞解釈というよりも解釈しようのないストレートな内容ですよね。
だからこそ、小渕さんの “工夫” や “配慮” が感じられて、そこが小渕さんらしさと言いますか、当時の若さを感じられる気がします。^^


作詞・作曲:小渕健太郎

そんなに遠い目をして 君は何を見ているの
一秒ずつの未来が 今も通り過ぎているのに
眠れないほど悩んで 見えた答えがあるなら
君さえ知らない君を 見つける旅に出かけようよ

轍さえもない道をただ進め
抱えきれない夢が 不安に変わりそうな日が来たら

そんな時は 僕のところへおいで 歌を唄ってあげよ
涙かれた その後にだけ見える光 明日を照らす

そんなに遠い目をして 君は何を見ているの
昨日を振り返るなら 見えない明日に目を凝らせ
こんなに強い自分が いることに気付いたのは
この道が 誰でもない 自分で選んだ道だから

しがらみの中をかき分けて進め
傷だらけの両手が いつの日か輝いて見えるまで

開いた扉 通り抜けても それじゃ強くなれやしないよ
閉じた扉 タタキつぶしてゆこう 君の未来のほうへ Ah~

そんな時は僕のところへおいで 歌を唄ってあげよ
涙かれた その後にだけ見える光 明日を照らす
どんな時も 僕はいつでも ここで歌を唄ってるだけ
閉じた扉 タタキつぶしてゆこう 君の未来のほうへ

今回、何となく…「扉」に注目したくなって。
コブクロの歌詞で「扉」ってありそうであんまりないかも…?
って思ってざっと “私調べ” で調査してみたら、
・轍
・Bell
・風見鶏
・心
ぐらいしか見つけられなかった。(…他にもあったら追記しますね。汗)
ちなみに「ドア(DOOR)」という単語も思ったほど使われていなかった…あれ?(笑)

この歌詞は結構、語気強めですよね。
「タタキ」ってカタカナにして曖昧にさせよう(?) としていても、全然柔らかいイメージにならないし、寧ろとても固そうな雰囲気だし、「つぶして」って平仮名にしてあやふやにさせよう(?) としていても、寧ろ本音強調してません?みたいな印象…(苦笑)

私は頭が固いので、最初「閉じた扉 タタキつぶして」しまったら、もうその「扉」開かないじゃん、先に進めないじゃん、どうすんの??って思っていました。(笑)

ですが、「轍さえもない道をただ進め」と言っているのですよね。
(※轍:車の通ったあとに残る車輪の跡。)
道なき道を行けということですよね。

なので、もはや「扉」さえも意味がないのだと。
誰かが作った「開いた扉」はもちろんのこと、誰かが作った「閉じた扉」を無理矢理こじ開けて進むつもりも毛頭ないと。
そもそも “扉のない(扉ですらない) 場所から” 先へ進め!としているのではないか…と。
だから自分の人生は自分で切り開いて進めよ…というのが私の妄想です。
まるで巨大な壁に “かめはめ波” を打って穴を作ってみろ…みたいな。(笑)

アルバムASB(『ALL  SINGLES BEST』) の歌詞カードの中で、小渕さんは “最後は、自分で決めて進め!” という意味を曲に込めているとコメントされていて、自分の人生を生きることはこれだけ大変な覚悟が必要なんだと…でも後悔しない方法はこれなんだと…この時期だからこそ改めてハッとさせられました。
楽曲自体はあんなにポップな感じにしたのも 大変だけれどしんどいけれど “楽しいんだよ” という意味が込められているのかなぁとも思いました。

「扉」の部分だけ書きたくて今回『轍』の歌詞解釈をさせていただきましたが、せっかくなので他の部分も…(笑)

「扉」関係以外にも、熱を帯びている内容の歌詞は多々ありまして…
例えば、
「君さえ知らない君を 見つける旅に出かけようよ」
っていう、その旅の “中身” が、
「轍さえもない道をただ進め」だったり、
「しがらみの中をかき分けて進め」だったりするわけで。(苦笑)
そりゃ、「眠れないほど悩んで」葛藤してしまうよな…って思いますよ…
でもそれが「見えた答え」なんだから…腹くくるしかないよな…って。(そりゃ、「遠い目」にもなるよね…汗)

他にも、
1番の「一秒ずつの未来が 今も通り過ぎているのに」と、
2番の「昨日を振り返るなら 見えない明日に目を凝らせ」は、
同じAメロの部分でかつ、歌詞の内容も伝えたいことが同じですよね。
もう…めちゃくちゃ “松岡修造” 並みに熱い想いですよね。(笑)
もう…圧倒的なポジティブの塊。やっぱり覚悟を決めた人のパワーというのは凄まじいですよね。しかも若さも加わって勢いも更に加速している。

こういう歌詞を書いた…というのは、その時の “時代” も影響しているのかもしれないですよね。
だって、今の小渕さんは「雨宿り」とか表現するんですもんね…『風を見つめて』の歌詞を最初見た時、ちょっとビックリした記憶があります。(笑)
小渕さんの時代に寄り添う感じというか、やっぱり敏感に感じ取っているのかなって思いました。

あと、「涙かれた その後にだけ見える光」も本当に “ギリギリ” の精神状態っていう感じで、「その後にだけ見える光」ってもしかしたら、“日常” でよく見る光景だったりするのかなぁって。
普通に生活していたら何ら有難いとも感じなかったことが、こういう状態になって初めて大切なことだったと気付くとか、大事にしようって思えるようになったとか、ありますもんね…(まさに「遠い目」。笑)

そうそう、「つぶして」とか「かれた」とか、ネガティブ要素のある言葉を平仮名にして印象を柔らかくするところが小渕さんらしいなって。(だからこそ、新曲の『灯ル祈リ』はこれまでの “らしさ” から逸脱してると感じました。こちらはいつかこっそり歌詞解釈したい…)
漢字はその一文字に感情が入ってしまう感じがするけれど、平仮名にすると「つ」とか「ぶ」とか一文字自体に意味をなさないから、ネガティブ要素もリセットされてフラットな状態になる気がします。

サビ前の「抱えきれない夢」とか「傷だらけの両手」の部分も同じ “手(腕)” を映像(イメージ) ができる表現をされているのは…合わせてきましたね、小渕さん。
と、ほくそ笑む私。(笑)

…と、挙げればキリがないのですが、荒々しい歌詞をダイレクトに伝え過ぎず、かつ言いたいところはしっかり伝えてくる感じが凄いなぁ…天才だな…尊い…って結局はそれで完結してしまうのですがね。(笑)

何が凄いって、全体的にこの曲の主人公の “変化(成長)” と、あくまでもコブクロのお二人は脇役として “不変” を貫くギャップの表現の仕方です。
1番がまだ主人公は “決断する前” で踏みとどまっていて、サビの部分で決断した主人公の背中を押してくれる感じ。
そして2番で「自分で選んだ道」へと進み出したけれど途方に暮れてしまった時にサビの部分で背中を押してくれる感じ。
主人公がどういう状況・状態になったとしても、お二人は変わらずに「ここで歌を唄っているだけ」と、さらりと言ってしまうところ。
「だけ」って簡単に言うけれど、“続ける” って本当に大変で凄いことだよな…と改めて思います。

『轍』はストリート時代に既にあったんだよな…
ほんと、信じられない…
そりゃ、誰だって歩み止めますわ。振りむいちゃいますわ。
何か…凄い人たちを推し続けてるんだなって、今更ながら実感してしまった…(笑)

今回は(も) 勢いだけでここ凄い!ここ尊い!ここ神!っていう所を挙げただけの内容になってしまいました。(汗)
少しでも共感していただける部分があったらファミ冥利に尽きます。^^
改めて、コブクロのお二人が大阪で再びライブができたこと、そして、flumpoolの皆さん『轍』をカバーしてくださったこと、本当に嬉しいです。ありがとうございました!
そして、明日も無事に開催し、コブクロにとってもファミさんたちにとっても良い思い出となりますように願いを込めて。

ここまでお読みくださってありがとうございました。^^


☆追記☆
2日目… “本家” が『轍』歌っただと……?!
あ~~!い~~な~~~!!(羨)
でもリアルタイムにnote書いて良かったわ~~♪♪
我ながら『轍』にして正解だったな!(笑)

2日目もとても素敵なライブだったようですね!(ファミさんたちのレポから感動と爆笑wがひしひしと伝わってきました。^^)

改めて、コブクロのお二人、サポートメンバーの皆さん、スタッフさん、ファミさん、ご新規ファミさん、フェスお疲れ様でした。^^



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