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24卒内定体験記Vol.23 のむヨーグルト(@drink_yogurt_)


内定先:テレビ局(東京、大阪、名古屋、福岡のとある局)
志望業界:テレビ局、芸能事務所、医療関係
学歴:地方公立大

【はじめに】

初めまして。今回25卒の皆さんの参考になればと思い、体験記を書かせていただきます。
僕は就活にめちゃくちゃ苦しんで、正直あまりうまくいかなかったので、他の方々みたいに「こうした方がいい!」とかは言えません。加えて、多分僕は特殊で、同じ境遇の人はあまり多くないと思います。
なので、

・どんな流れで僕が就活を進めたのか
・メンタルのしんどさ
・ぼんじりさんから学んだこと


について書こうと思ってます。
「こんな人もいるんだ」くらいで読み進めて貰えれば幸いです。

主にみていたのはテレビ、芸能事務所です。これだけです。
僕くらいの中の下くらいの学歴で、人気の業界だけに絞って就活してる人っているんですかね?まずテレビとエンタメって人気業界なんですかね?周りに一般就活してる人がほとんどいないので分かりません。


【僕の大学について】

僕は医療系の学部に通っており、大学の先輩は皆病院やクリニックに就職していました。周りに頼れる有益な情報をくれる知り合いはゼロ。
極め付けはキャリアセンターに相談しに行ったら「うちは病院就活に特化してるからあんま参考にならないと思うな〜」というアドバイザーの発言。本格的に萎えました。絶望しました。

そもそもなぜ医療系の学部から一般に行こうと思ったかというと、留年がきっかけです。留年した理由は色々ありますが、一番は授業が面白くなかったからです。

僕は大学2年生の時にコロナに直撃しました。医療系の学部では大体2年から専門科目が増えて、実際に学生同士で患者役などを決めて授業で模擬練習したりします。僕はそういう授業や内容に憧れてこの学部を選びました。そんな中でオンライン授業になり、当初は「楽に単位取れてラッキー^_^」とか思ってましたが、3年になって虚無感に襲われました。

先生が骨の模型を使って説明するだけの録画授業。全く面白くなくて大学を辞めるつもりで授業に出ず、3年前期の単位を全部落として留年しました。
その後、親から大激怒、そして大卒はとって欲しいと言われ、大学に残ることになります。親との話し合いが一段落し、いざ将来自分が何したいかと考えた時に、医療系の仕事より昔から好きだったテレビの仕事がしたい、と思うようになります。そこで2度目の3年生の夏、落とした単位と闘いながら就活を始めようと決心します。


【訪れた勝負の夏】

2度目の3年生を迎え、僕は就活を始めます。とりあえず、インターネットや高校の先輩に話を聞き、3年夏から「インターン」というものがあり、それには参加した方が良いという情報を入手します。しょぼいとか思わないで下さいね、だって医療系はインターンとかないので情報が全く入ってきませんからね!!

ひとまず、テレビ各社のマイページに登録し、採用Twitterをフォローしました。そして夏インターン開始の連絡が来ると、初めてESというものに取り組みます。夏はキー局、準キー局に出しました。結果通過はゼロ。落ち込みました。

今思えば落ちた原因を信頼できる人に相談すれば良かったですが、メンタル下降が先に来ました。自分が一生懸命考えた内容が否定されるという経験は人生で初めてのことだったので、最初はものすごく苦しかったです。「俺って必要じゃないのかな」とまで考え始めます。

Twitterで「◯◯会社 インターン」と検索したりして、落ちたという人をみて安心したりしてました。今考えると心狭いですね。夏インターン落ちたくらいで落ち込む必要ないよという人もいますが、中々そう気持ちは強く保てません。あの時の自分は心狭かったなーとかは、今だから言えます。当時はしんどかったです。

一通り落ち込んで、「自分には一般で落ちても医療系がある」こう考えてメンタルを持ち直しました。これが良くなかった。逃げの言い訳にしてました。今戻れるなら本気でESを直します。

また、いくつか説明会にも参加しました。説明会では社員の方の雰囲気を知ることができましたが、1社だけ行ったOB訪問ではイメージしてたその会社の雰囲気と全然違いました。やっぱり説明会とかに出る社員の人って雰囲気良い人が選ばれてるんですかね?
説明会だけで会社の雰囲気をイメージするのは難しいと思ったので、もっとOB訪問しとけば良かったと今更感じています。


【ぼんじりさんとの出会い〜冬にかけて】

10月からキー局3社の本選考が始まり、結果は2次面接落ちが2社、書類落ちが1社でした。この内1社の2次面接の前に、ぼんじりさんの存在を知ります。
その面接は自分で書類を作っていき、プレゼンする面接だったので、書類を見て下さい!とDMしました。そしたら、「これじゃ受からない」とはっきり言われました。

面接の直前だったのでもう書類を直すのは難しく、プレゼンで伝えるべきポイントを教わりました。まぁ結果落ちましたが。
ここでも正直メンタルにかなり来ました。夏インターンに落ちた時は、「まだ本選考じゃないから」と言い聞かせてなんとか気持ちを繋いでました。ただ本選考落ちはそうもいきません。結果の連絡が来る時間になったらマイページを何度も更新し、きっちりと時間通りに祈られます。
なんかセンチメンタルな気持ちになって泣けるアニメを見たりもしましたが、内容はあんまり頭に入ってきませんでした。結局は時間が経てば大抵のことは解決します。お祈りメールが来て落ち込んでも、数日後にはもう普通でした。

キー局3社の本選考から脱落し、次は在名局の冬インターンが始まりました。在名局が面白い番組を作っていることは知っていたので、ゆかりはありませんでしたが受けようと思いました。

書く内容が今までと同じじゃ落ちると感じたため、冬インターンES締切の前にもう一度ぼんじりさんにコンサルをお願いしました。内容は原体験探しです。
このコンサルで「僕がなぜテレビを目指すのか」を小学校の話まで遡って言語化して下さいました。自分の中でも言語化して下さった内容が腑に落ち、「確かにその頃からテレビに憧れ持ってたな〜」「なんで話聞くだけでそんなにその時の心情当てられるんだ」と呆気に取られました。

そして、そのコンサルの内容を反映したインターンだけ通ります。これがきっかけで本気でぼんじりさんに頼ろうと決めました。
結果的に冬は在名局の1社、地方局で3社のインターンに参加しました。


【テレビの本選考】

そして、年明けから準キー局、在名局そしてキー局残り2社の本選考が始まります。結果は最終落ちが1社、3次面接落ちが2社、2次面接落ちが4社、1次面接落ちが3社、書類落ちが1社です。

ここでもぼんじりパワーを実感します。ぼんじりさんの模擬面接で聞かれたことがそのまま本番でも聞かれます。通りました。「コンサルしてもらって良かった〜」と心の底から思いました。しかし、他の会社は軒並み落ち、キー局は2社とも2次面接落ちでした。なんでか分からなかったので、落ちた面接の録音を文字起こししてぼんじりさんにコンサルしてもらいました。そこで「会話をコントロールできていない」と言われます。

たしかに、僕は面接官に聞かれたことに答えてたまに深掘りされる、という面接を続けていました。ぼんじりさんは「面接は種を蒔くんだよ」と教えて下さり、面接でこちら側が聞かれたいことを聞かせる、という方法を学びます。これを実践してみると地方局、制作会社、芸能事務所の面接ではほぼ落ちなくなりました。


しかし、ここで医療系学部であることの弊害が生じます。実習です。2月〜8月まで実習があり、中々就活という理由で休めなかったので何社も辞退しました。一番しんどかったのはめちゃくちゃ行きたかった芸能事務所の面接を辞退したことです。それまでの面接は土日で参加できており、中々感触も良かったので辞退したのはすごく悔しかったです。それでも何社かはわざわざ面接を土日にずらして下さり、受け続けることができました。

地方局、制作会社、芸能事務所の結果は、内定1社、最終落ち2社、2次落ち2社、1次落ち1社、途中辞退5社です。
最終で2社も落ちたのがすごく悔しく、連絡が来た次の日にはほんとに実習に行きたくありませんでした。
そんな中、ぼんじりさんのサブスクで週に一回他の就活生やぼんじりさんと話す時間がすごく楽しくて息抜きになっていました。これだけでもサブスクに登録して良かったと思っています。

最終面接に落ちた原因として考えられるのが、「種を蒔く」面接ができなかったことです。2社とも最終面接官のおじいちゃん達に全く深掘りされませんでした。面接が終わった瞬間から「落ちたなこれ」と分かるほど手応えがなく、帰りの電車で物凄く落ち込みました。
まぁ時間が解決してくれるんですけどね。


【秋採用】

そんなこんなあって春採用も実習も終わり、夏休みを迎えます。夏休みで色々考えてみて、実習が意外と楽しかったこと、その経験を経て自分が医療職として働いて成長するイメージが持てたというのもあり、新卒では医療職として病院で働くことを決めていました。

そんな中、テレビ局の秋採用の募集が出ます。医療職として働こうとは思っていましたが、「最後のチャンスだし受けてみるかー」と思って病院就活と並行して受けることにしました。
結果、その局から内定をもらうことができました。

正直めちゃくちゃ悩みました。実習が充実していて、自分の中で「来年から医療従事者になるんだ」と覚悟を決めていたので、面接でも面接官にも悩んでいると伝えていました。
でもやっぱり自分が幼い頃に抱いた憧れには勝てません。いざ内定を貰って、テレビの仕事をしている自分を想像した時に一度医療の世界に傾いた気持ちが段々とテレビに侵食されていくのを感じました。

制作、報道、営業、編成、、、、色んな側面から自分が好きなテレビに関われて、面白いコンテンツを作っている局から素敵な縁をもらえた、その事実だけでご飯が何杯も食べれそうな気がしてきて、テレビの世界に就職することを決めました。
医療の世界で働くことも魅力的だったけど、幼い頃の自分が喜んでくれるのは、多分テレビの世界だと思います。


【ぼんじりさんのサービスについて】

僕が一番ぼんじりさんに頼ったことはES添削、原体験探しです。
ESを何度も出して僕個人の色が出るよう添削していただきました。
ぼんじりさんにコンサルをお願いすると、すごく深掘りしてくれて全く出来の違う内容になります。これならESを読んだ時に面接官もイメージしやすいな、とコンサルの度に感じてました。

何度もぼんじりさんに添削をお願いすると、大体こんな感じかな?と自分の中でポイントが分かってきます。その甲斐もあり、就活の後半書類ではほとんど落ちなくなりました。

また、原体験探しは自分の中でその業界に行きたい理由が見つかると、会社ごとの志望動機や、将来何がしたいかに繋がってきて一貫性が出ます。
毎回の面接で1回は原体験について聞かれていたので、見つけて頂いてすごく助かりました。1人では到底見つけられなかったと思うので、頼んで本当に良かったです。

逆に頼んでおけば良かったことは面接対策です。模擬面接や落ちた面接のFBなど、どう種を蒔けば良かったかを聞けば良かったです。特に最終で1社落ちたタイミングでFBをもらっておけば、次の会社の最終で受かってたのかな?とかを今でも考えます。
そうしたら、こんなにしんどい就職活動をしなくて済んだと思います。

あと、就活とは関係ない相談にも乗ってくれました。実習がハードなスケジュールで体力的にしんどく、就活でメンタルが荒んでいた時期にぼんじりさんに相談をしたことがあります。

ぼんじりさんには「一日の目標を決めて、いつもと同じ実習内容でも見方を変えてみたら?」と言われました。実践してみると、患者さんとの関わり方、一緒に病状を良くしていく過程など、自分の中で素直に「楽しい」と言えることがめちゃくちゃ増えました。心に余裕を持てるようになりました。
アドバイスをもらったことで自分の考え方が変わり、実習も乗り越えれたので、そこも個人的には物凄く感謝してます。

そういう就活以外の相談にも乗って下さり、真摯に答えてくれるところがぼんじりさんの最大の魅力だと感じています。


【最後に】

体験記の一番最初にアドバイスすることはできないと書きましたが、一つだけ言えることがあります。
それは「就活仲間を選べ」ということです。なぜなら相手が就活でいい結果が出た時、複雑な気持ちになるからです。就活仲間にするなら、素直におめでとうと言えるくらい仲が良くて性格が良い人か、もう関係性が壊れてもいい人にしましょう。

僕がしんどかった時に話していた人たちは地元の友人が1人、そしてぼんじりさんのサブスクで出会った友人2人の合計3人です。その3人はすごくいい人たちで、サブスクで出会った2人はまだ出会って間もなかったですが、すごく良い人たちで内定報告を受けた時は素直におめでとうと言えました。
地元でそんなに仲が良くないあいつやあいつと就活の話をしてれば、おそらく内定が出たと言われた時にめっちゃ腹が立ちます。そしてもう話したくなります。少なくとも僕はそれくらい就活がしんどかったです。
これを読んで下さった皆さんは、友人との関係性が壊れない就活ライフを送って下さい。

これで僕の体験記は終わりですが、最後まで読んで下さった皆さんはきっとこう思っているでしょう。

「こいつ気持ちブレすぎじゃね?」

だってしたいことが、
テレビ(幼少期)→医療(大学入学時)→テレビ(留年時)→医療(実習終了時)→テレビ(今)
ですもんね。
書いてて僕もそう思います。何回も決めたこと変えてるじゃんって。
でもその時々の気持ちの変化で最善って変わりません?
今自分が思う「最善」のためなら決定って何回でもして良いと思います。
それが全く違うことを選ぶとしてもです。某マンガでそう言ってました。激しく同意です。今それが正しいと思うならそれが正しいです。もし間違ってたら、未来の自分がまた最善の決定をしてくれます。


うまく書けたかは分かりませんが、何か一つでも参考になることがあったらそれだけでも体験記を書いた甲斐があります。
こんな長文を最後まで読んで下さった皆さんの就活がうまくいきますように!!!

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