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25卒内定体験記 Vol.8 バ犬(@akina_25sotsu)

内定先:キーエンス、Big4、IT
学歴:GMARCH文系


【はじめに】

25卒のバ犬って申します!
私の就活は、本当に成果が出るまで苦戦したと思います。それでも、成果がついてきたので、このnoteが苦戦している就活生に届くといいなって思います。
私の就活話を簡単に振り返ったあと、私が就活で感じた大切なこと、僕が感じた面接のコツを書いていきたいと思います。


【絶望の夏インターン】

「夏インターンから就活をはじめるべき」という他大学の先輩からのアドバイスをきっかけに、インターンに応募することにしました。とりあえず数を打ってみようと考え、知っている企業を中心に30~40社ほどエントリー。結果、1dayインターン5社くらいしか通らず絶望しました。


【ぼんじりさんと出会う。そして、軌道に乗り出した冬インターン】

夏で焦りまくった私は、とにかく行動量は維持しつつも、行動の質をあげようと考えました。質の向上の為にSNSで情報収集を開始し、そこで出会ったのがぼんじりさんです。顔も知らない人に頼る恐怖感があったのですが、プロフィールに書いてあった就活生時代の成果に興味を持ち、コンサルをお願いしてみました。

最初は、ガクチカのコンサル。そこで衝撃を受けます。
これまで施策の妥当性とかばかり気にしていましたが、「それだと人柄が全然わからなくない?」と指摘を受けました。「確かに…。全然僕なりのエピソードじゃなくて、誰でも書けるようなガクチカになっている…。」

そこから、「僕だからできたこと」「僕らしさが一番出たところ」を意識して、ガクチカをはじめとした面接で使うエピソードを選定するようになりました。結果、面接では面接官が楽しそうに私の話を聞いてくれるようになって、成果も出るようになってきました。


【就活で大切だと感じたこと】

もちろんESの質とか面接の完成度も大事ですが、それは他の内定者がnoteに書いていたので私はあえて違うことをあげたいと思います。
それは、正しい情報を得る力と勝手に諦めないことだと思います。

正しい情報を得るに関しては、変な発信に踊らされないことです。例えば、面接の受け答えは全部45秒以内でとか…。45秒を忠実に守って自分が話したいことを話せなかったら意味ないです。

ぼんじりさんの発信が全部正しい!と言いたいのではなくて、「その情報の根拠ってあるのかな?」とか考えながら情報と向き合うだけで変わると思います。

勝手に諦めないことに関しては、「自分なんて行きたい企業に受かるわけない…。」って思わないことです。
実際、私はTwitterで良く言われている「大手に内定する人の特徴」に当てはまらないことのほうが多かったです。
・サークルにも入っていない
・飲み会もそんなに行かない
・彼女もいない
・イケメンでもない
インターンの選考で忙しかった時期は、メンタルも弱っていて、「大手に内定する人の特徴」とかを真に受けて勝手にダメージを受けていました。僕なんて良い企業から内定を貰える訳がないと。しかし、ぼんじりさんのツイートに刺激を受けながらも努力を続けた結果、成果を出すことが出来ました。就活に関しては、正しい努力をしていれば、誰でも結果がついてくると思います。


【面接のコツを2つ】

人物面接はかなり得意というか好きでした。(逆にコンサルのディスカッション面接は苦手でした…)
そんな私が面接で意識していたコツ1つ目は、「自分の経験を織り交ぜて話す」です。
よく面接は、抽象→具体→抽象が大切だと言われていますが、その通りに話しているつもりでも、抽象→抽象→抽象になってしまうのがあるあるだと思います。実際、ぼんじりさんを知る前の私もそうでした。例えば、

例)
Q、
あなたの強みを教えてください。
A、
私の強みは、計画力です。(抽象)
これまで私は、どんなに困難な状況でも、今やるべきことを整理して逆算的に動いて成果を出してきました。(具体を話しているつもりになっている抽象)
会社でも計画力を活かして活躍したいです。(まとめ、抽象)

上の受け答えだと、誰でも言えますよね。気づいていないだけで、話している内容が全部抽象的になってしまっている。これほんとにあるあるだと思います。

実際、大学の友達と最近模擬面接をすることが多いですが、ずっと抽象的な事しか話していないなと感じることが多いです。この受け答えだと、「いや計画を意識していることは分かったけど、あなたは計画力をこれまでどう活かしてきたの?」とか「やるべきことを整理するってみんなやる気がするな…」とか色々疑問が出てきて説得力がありません。性格が悪い人だと、「誰でも言えることを並べて…嘘ついてね?」とか思うかもしれません。
もっと極端な例をあげると、

Q、
どの飲み物が好きですか。
A、
私は、コーラが好きです。なぜなら、炭酸がおいしそうだからです。

さすがに例が極端すぎますが、全然説得力がないですよね。
「実際に飲んだ時に、ほのかに感じるスパイスの味が刺激的でおいしかったからです。」と実際の体験を話してもらった方が、「あ、本当にコーラが好きなんだ。」って納得できます。

前置きが長くなりましたが、自分の体験・経験を話す重要性に気づいたのは、ぼんじりさんのTwitterでのスペースでした。面接の話し方を伝授していた時に、どの質問にも必ず自分の経験を織り交ぜて答えていることに気づいたのです。

例えば、ガクチカとか、強みを聞かれた時も裏付ける根拠として、必ず自分が経験したエピソードを話していました。野球部での経験とか。(他にも、自分の経験を聞いてもらえるような種まき。)そのスペースを聞いていた私は、「ぼんじりさんってこういう人なんだなー。面白い人だなー」って思いました。ぼんじりさんの話は、面識がない人にも説得力がありましたし、自分の経験はその人独自の話なので、勝手に人柄も伝わってきました。

面接は、面接官に自分を採用するメリットを伝える場所だと思います。その為には、自分という商材の中身について良く理解してもらわなければなりません。先にあげた例も、計画力を活かした場面を実体験からしっかり話すだけでも変わると思います。

あなたが消しゴムの営業を受けたとして、
「この消しゴムってすごいんですよ。製造で最新の技術が使われていて、素材も拘っています。」
よりも
「この消しゴムってすごいんですよ。最新の技術の高品質な素材が使われています。実際に使ってみましょう。ほら、こんなに濃い筆跡も簡単に消えますよね。」
って具体的な体験があった方が欲しいなって思うと思います。面接でも同じように、抽象→具体→抽象の中に自分の実体験、エピソードを織り交ぜるだけで、面接官のウケも変わると思います。全部の質問に対して、自分の経験をすべて話すと流石におなか一杯になる面接官もいると思うので、何回も面接練習をして、
「経験をじっくり話す回答」
「自分の経験を聞いてもらえるような誘導をする回答」
を身に着けてみてください。


コツ2つ目は、「2つ上くらいの先輩に自分語りをする気持ちで面接をする」です。よく、面接で話すときに暗唱大会になっている人がいると思います。その対策として、「考えているフリとかをしよう」って発信している人を見たことがありますが、それだと結局暗唱大会になっているのは変わらないと思います。

恋愛相談をしている時に、友達から気持ちのこもっていない返答をされたら凹むように、面接でも気持ちのこもっていない返答をすると相手に響きません。そこで、暗記大会にならないように先輩と話している意識を持ってみるといいと思います。

先輩に恋愛相談をしている情景を思い浮かべてみてください。相談している時に先輩から、
「自分の気持ちが伝わらないのは辛いよね…。」
と言われたとして、
「はい。そうです。中でも~って場面が辛かったです。」
って返さないですよね。

「いやーそうなんですよ。もうほんと辛くて…それで~」って会話が進んでいくと思います。それだけで会話の間が生まれて、暗唱大会になることは回避できます。しかも、普段の口調と似たような話し方ができるので、面接という堅苦しい空気に飲まれず、緊張感も薄れていくと思います。

ガクチカ、困難だったこと、挫折経験とかを聞かれた時には、是非先輩に自分語りをしているという意識で話してみてください。
(ちなみに、コツ1つ目であげた「自分の経験を織り交ぜて話す」を完ぺきに習得すれば、コツ2は意識しなくてもできるようになります。
自分が経験してきたことって、話していたら何かしらの感情が生まれてきますよね。あー、これ辛かったな。とか、あー懐かしいな。とか。その感情が生まれれば暗唱大会にならず、勝手に抑揚がある喋り方になると思います。)


【最後に。ぼんじりさんのコンサルを受けてみて。】

まずは、ぼんじりさんには大感謝です。直接的なコンサルでは、ガクチカと面接の改善を行って頂きましたが、日ごろの発信からもたくさん勉強して就活戦闘力を上げることができました。
ぼんじりさんにコンサルをお願いして良かったと感じたことは、大きく2つあります。

1つ目は、正直にズバズバ言ってくれるだけでなく、解決策も一緒に考えてくれることです。ガクチカを初めて見せたときは、「これは…」みたいな感じでした(笑)
しかし、それで終わるのではなく、「バ犬くんってこのエピソードの時はどう思ってたの?」とか色々質問をしてくれて、改善策の発見まで導いてくださいました。

2つ目は、安心感を提供してくれることです。久しぶりのコンサルでも、「元気だった?あれから調子はどう?」って聞いてくれます。就活って何かとメンタルがきつくなるタイミングが来ると思いますが、ぼんじりさんとの雑談に救われることもありました。

ぼんじりさんにコンサルをお願いして本当に良かったです。
自分は本当に凡人でした。運動神経が良いわけでも頭が良いわけでもありません。就活を通して、周りとの能力の差に何回も凹みました。
しかし、ぼんじりさんの助けもありながら、行動を続けた結果、大満足の成果を出せました。是非26卒の皆さんも頑張って下さい。

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