ケンちゃん

FPの資格を持って20年以上なりますが、 自分はFPに向いていないのではと思うこの頃で…

ケンちゃん

FPの資格を持って20年以上なりますが、 自分はFPに向いていないのではと思うこの頃です。 保険屋さんなら皆んな知っているような他愛もない話題を載せて行こうと思います。 もし個別に相談したい事などありましたら、 下記メールへ。 ifcuzbeg7a@ymail.ne.jp

最近の記事

保険屋のつぶやき51

入院保険の基本的なポイント と思っているのが、 一回の入院の定義みたいなものです。 入退院を繰り返された場合、 前の入院の退院の日の翌日から 次の入院の日まで 日数が短いと一回の入院と見做されます。 これにかかると 入院日数が累積していき 60日とか120日の日数制限に達した時点で 支払いがストップします。 私が取り扱える数少ない商品の中でも 間の日数が60日の商品と180日の商品とが あります。 あまり気にしないで加入されている かもしれませんが、 事は結構大きいです

    • 保険屋のつぶやき50

      昨今、物の値段が上がってきました。 私はあるきっかけで パスタにハマってしまって よくお昼ごはんに作るのですが、  オリーブオイルが高くなったこと! 粗悪品が出回り出したなんて ネット記事を見ると これからどうしようなんて思ってしまいます。 皆さん口を開くたびに そんな話をするようになったんですが、 上がってないものあります、 円建ての保険料。 米ドル建てなんかは為替の影響で 随分と高くなりましたが、 入院保険なんか 新たに加入しても今までと同じくらいか むしろ安くなってい

      • 保険屋のつぶやき49

        つぶやき2の“ふ〜ん…。”の後は  “結局同じ籠に卵を盛るのね。” そんな声が聞こえてくるようです。 ケンちゃんも素人なんです。 多分私も同じことしそうで怖いです。 こと、NISAに関しては 新規口座開設者の90%が 投資初心者だといいます。 同じ籠に卵を盛るななんて言っても どこまで理解出来るのか。 真面目にファンドを分散しても 動きの悪いのがいくつかあると イライラしそうで また動かしそうです。 津波の怖さを知らない者が 海岸端に家を建てるような、 そんな事をし

        • 保険屋のつぶやき48

          変額保険のお勧め時。 私は変額保険の販売が苦手なので なかなかお勧め時が分からないのですが もし今加入して頂いたとして。 20代の若者が5〜60年かけて運用するパターンは別ですが、50代くらいの方が10〜20年運用するとしたら 儲かるパターンは 多少上がり下がりしながらも ①このまま上がり続ける。 ②加入後直ぐに大暴落する。  その後何年かかけて持ち直し満期が来る。 大きなくくりでいうとこの2パターンになるかと思います。①と②どっちが儲かるかと言えば ②の方が大きくなるので

        保険屋のつぶやき51

          保険屋のつぶやき47

          商品のスペックは気になります。 3大疾病か8大疾病かとか 3大疾病でもがん・脳血管疾患・心疾患か がん・脳卒中・心筋梗塞か。 特に心臓や脳の疾患に関して関わる範囲が違う事から、脳血管疾患や心疾患の方がいいと思います。 この事に恐らく異論は無いかと思いますが…。 変額保険の3疾病払込み免除だったか、 入院保険だったか。 商品改定を行なった商品が がん・心筋梗塞・脳卒中と 今だに書いてありました。 “何これ?” と担当者に聞いたら “いや、あえてここで留めておくことで 保険料

          保険屋のつぶやき47

          保険屋のつぶやき46

          あなたにピッタリな保険。ってありますか? “この保険、あなたにピッタリだと思います。” 昔、ある女優さんが生命保険会社のコマーシャルで言ってました。 ピッタリとは私的には つぶやき8でご紹介したお父さんの例がそうかなと思います。 ①加入した保険商品が7疾病限定でした。 ②加入後3か月経って直ぐに入院・診断確定 ③7疾病の内、2疾病それぞれに支払い ④加入後半年で亡くなられました。 ⑤給付金は一時金で充分な額になりました。 お父さんに呼ばれて行ったのではないかと 本当に思

          保険屋のつぶやき46

          保険屋のつぶやき45

          前掲の先輩、優れた方で いろんな事を教えてくださいました。 “お客と議論をするな。” 先輩はこう続けます。 仮にだ、君が正論で相手を論破した所で 何の得にもならない。 君が言う事が正しいから保険に入ろう なんて展開になるはずがない。 100歩譲って、お客様が “確かにそうだ。”と思ったとしても 俺だったら違う奴から入るかもしれない。 現実には、かなりの確率で “あなたが言うのが正しいかもしれないし そうした方が良いと思うのだけど あなたからは入りたくないの!” とご夫

          保険屋のつぶやき45

          保険屋のつぶやき44

          どこの世界にもスーパースターはいます。 おんなじ会社のおんなじオフィスにも すごい奴がいませんか。 まあ、やり方をご教授いただけるのなら 下に付くのも良し。 話せないのなら、いろいろ探っても良いと思いますけど、 参考にしながらも、 自分をぶらさない。 大事な事です。 すごい優績者の方がどんな事して 契約しているのか分からないじゃないですか。 すごいやり方しているかもしれませんが、 やっちゃいけない事しているかもしれない。 だから、自分をぶらさないでやる。 過去いろいろありま

          保険屋のつぶやき44

          保険屋のつぶやき43

          あるお客様のお宅にお伺いした時 こんなお話を伺いました。 前の担当者から引き継いで10数年お付き合いのあるお客様です。 前の職場で大変お世話になっていた方が 〇〇生命に転職しましたって挨拶に来られたのよ。お話を聞いてくださいって言われて断れなくって、話を聞いたんだけど…。 何かねぇ、人ん方の冷蔵庫の中まで丁寧に見られるようにいろいろ聞かれた挙げ句の果てに “つぎはいつ上がりましょうか。” って! 2度と来るなって断っちゃった。 スカウトされて入社された 優秀なライフプラ

          保険屋のつぶやき43

          保険屋のつぶやき42

          ニード喚起 駆け出しの頃よく言われました。 顧客が気がついていないニーズを掘り起こす って言われても…。 ニーズって何だ。 将来的に起こり得る問題に意識を向けて 一緒に問題解決に取り組んでいく。 ここで言われるニーズは意図されたニーズであります。 “定年退職後世界中を旅行して回りたいので 今から英語を習得したい。” なんて事掘り起こした所で 仕事になりません。 当時の喚起すべきニーズは 資産形成でした。 入院保険を一軒一軒とっていったところで 簡単にはご飯を食べられま

          保険屋のつぶやき42

          保険屋のつぶやき41

          少し前に、こんなご契約がありました。 40歳程の男性の方で 定期保険(解約返戻金なし)3,000万円 13年 保険料が月6,500円程 総支払保険料が100万円程です。 ご家庭は共働き世帯で 奥様から主人の死亡保障が無いので 少し付けておきたいとのご相談でした。 ご主人に万一の事があった場合の ご遺族の生活保障という事です。 至極ふつうの目的なんですが、 13年というのは 下のお子さんが育ち上がるまで。 3,000万円は住宅ローンの団信が奥様なので ご主人の場合にも返せる

          保険屋のつぶやき41

          保険屋のつぶやき40

          以前こんな事がありました。 古い10年更新型の入院保険を終身タイプに切り替え手続きをしていた時です。 詳細は忘れてしまったのですが、 手続きに不備が出て別途書類にお客様の サインが必要になり、連絡を取りました。 何度電話をしても出られません。 あまり出られないと、 いろいろと勘繰ってしまいます。 “気が変わってしまわれたんだろうか。”とか “他に保険屋さんが見えたんだろうか。”とか。 数日して、電話がありました。 相手は息子さんです。 “母は先日救急車で運ばれて入院しまし

          保険屋のつぶやき40

          保険屋のつぶやき39

          使わなかった保険料が戻ってくる医療保険 と言うと粗方ご想像が付きそうですが。 私も扱う事が出来まして、 少なからずお客様がいらっしゃいます。 使わなかったと言うだけに 使ってしまうと、その分は戻って来ない事になります。 元々入院保険は掛け捨てタイプが多い事から そもそも帰って来ないのだからと お客様はあまりそこの部分には気をとめられません。 こんな事がありました。 ごく簡単な手術を日帰りで受けられ 請求書の依頼があったのでご案内しました。 “えっ、診断書が要るの? たか

          保険屋のつぶやき39

          保険屋のつぶやき38

          駆け出しの頃、先輩から教わった体験談です。 その方は製薬業界の営業出身で お医者さんが主なお客様です。 当時は個人・法人問わず終身保険を持って行ってた時期で、 “一生涯保障の終身保険でお金を貯めましょう” といった文句で、掛け捨ての保険を 終身保険に変えて行った時期でもありました。 ある先生にも終身保険を2,000万円で成約し 先生も納得して喜んでいらっしゃったそうです。 数年後先生は病気になって亡くなられました。 先輩はこう続けます。 “先生は俺から生命保険に入らなか

          保険屋のつぶやき38

          保険屋のつぶやき37

          入院保険の払い方。 終身払いか短期払いか。 私に言わせればどーでもいい話です。 だからお客さまに決めて頂きます。 入院保険を解約しない事前提で考えると 総支払保険料の損得は 被保険者の方がいつ亡くなるのかで 変わって来ます。 だから実際どうなるか分からないです。 不確実な事を幾ら議論を尽くした所で 不確実性は“0”にはならないのです。 “でも、どっちがいいかしら。” とおっしゃるようなら 少しご案内する事はあります。 ①途中で保険を見直しするかもしれないなら 終身払い

          保険屋のつぶやき37

          保険屋のつぶやき36

          昨年父が入院しました。 リハビリ病院まで入れると3か月です。 因みに父の入院保険はこんな感じです。 入院  1日 5,000円 手術 入院中100,000円 外来 25,000円 先進医療が付いています。 一回の入院につき60日限度 入院中、父は給付金の請求を楽しみにしていました。 かかった費用は3か月でざっと15万円〜20万円かからないくらいだったかと思います。 治療費は年金暮らしの住民税非課税世帯 高額療養費も確か25,000円程度だったかと。

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