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#国民投票法改正案採決に反対します…は正直どうなのか??

#国民投票法改正案採決に反対します 

と言うハッシュタグをよく目にします。

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正直に言うと、このハッシュタグは少し逆効果だと思っています。当然、このタグを使っている人を責める気持ちは1ミリも無いのでその辺りはご了承ください。

まずは認識の共有として

・現時点の政府はいつでも憲法改正の発議が出来る状態にある(与党内で納得のいく議論が出来たら)
国民投票法を改正しても改正しなくても『賛成』しても『反対』しても"発議"出来るんです。

この認識をまず持ちましょう。

憲法改正と国民投票法は違う議論なわけです。

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そして現行の国民投票法と改正後の国民投票法を比べるなら、間違いなく後者の方が選挙に対する自由度が高くなる。改正後の方が組織票の強さも若干は薄れます。

問題なのは僕の見る限り"広告規制"。(最低投票率の話になると、そもそも国民がほとんど選挙に行かない状態で何%が最適なのかの議論が出来ない)

ちなみに現行の国民投票法でも広告規制はありません。(以前、この法案が通った際は民放連が"自主規制をする"と声明を出していたけど、今回は規制しないと言ってるとのこと(堀越けいにん))

最近、彼の名前の横に著名人マークがついた事を心から憎ん…喜んでいます^_^

要するに改正しても、しなくてもが広告は自由に使える状況にあるわけですね。

カードゲームで確実に勝てるけど「あまりにも不公平感が出るから少しルール変えようか?」と聞かれているのに『そんな変更なら要らない‼︎』と答えてしまっている様に見えます。

『じゃぁ…今のままで勝負しようか』と言われれば、負ける確率は更に高くなるわけですが…それでも良いんですかね?

しかもね、あまりにも反対ばかりをしていると心証はどんどん悪くなっていく。

「あの人は何を言っても反対する人」と言う印象がついてしまったら、憲法改正の投票の時に、あなたの意見とは逆の方向に票が動く可能性もあるわけです。

人間の心理ってのはそう言うもの。

議論はより良い妥協点を生み出すためにするものです。

なので#国民投票法改正案採決に反対します  
ではなく#国民投票法改正案に広告規制の明記を求めます…の方が建設的だと僕は思うわけです。

ちなみに憲法改正草案を見ましたが、あの内容で進めるなら僕は全力で反対します。現段階では与党内にいる公明党に期待するしかない。僕は学生時代に平和思想を徹底的に教わりました。その平和から1ミリでも遠ざかるものには徹底的に反対して欲しいし、近づくと思っているならば明確な説明をするべきと思います。

どちらにせよ、より多くの国民が意識を向けない限り何も変わりません。

この国主権は国民にあるのですから。

ひろのぶ

クラファンやってます‼︎↓是非ともよろしくお願いします^_^


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