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【死語現禁】272.テレカ

(英:telephone card)テレフォンカードの略。商標名。テレフォンカードは、公衆電話で硬貨の代わりに使用できるプリペイドカード。日本では1982年から発売。略称テレカ。(広辞苑第七版)

<用法>
アユミはヒロカズに家の外から電話をするために、テレカを一万円分買い込んだ。
その都市公園では、夜に外国人達がテレカを大量に売りさばいていた。

<解説・思い出>
テレフォンカードは現在でも使用可能で、販売もされています。
なので「テレカ」は死語ではないと思われる方も多いと思います。

しかし生まれた頃から携帯電話があった世代にとっては、もう立派な死語なのです。
僕は数年前、若い人に「テレカ」と言って怪訝な顔をされた経験があります。

今の若者にとって公衆電話は縁遠いもので、公衆電話を使うためのカードがあるということを知らないのです。

僕も今回この文章を書くために久しぶりに公衆電話にテレカを入れてみましたが、先に受話器を取ってからテレカを入れるという行動に非常に違和感を感じました。

今後も公衆電話がメジャーになる可能性は低いので、テレカという言葉も興隆することはないと思われます。

若者に言っても
「どこの鉄道のですか?」
などと、交通系ICカードと勘違いされそうです。

写真は、東日本大震災以来手元に携帯しているテレカです。
映っているのは若き日の宮沢りえさん。確か富士通のOASYSというワープロを購入した時に頂いたものです。度数確認できたので、立派に使えると思います。


死語ランク:☆
☆・・・多くの人が知っていて、言った人に「懐かしい」と言うレベル。

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