言わずもガーナ_44_辛え日々でも徒然に
いやそんなに辛い日々じゃないけど、語呂合わせに。
最近の日常を脈絡なく振り返っていきます。
入学おめでとう
新1年生が入学してきた。
最初の1週間はオリエンテーションで、授業もないからわりと暇である。
月曜日が入学・入寮手続きの日だけれど、翌日以降にもばらばらと新入生+保護者がやってくる。
一度に来い。
ぼくがぶらぶら歩いていると先生たちに捕まえられた。
お前に息子が生まれたら、この学校に入学させろと詰め寄ってくる。
えぇ・・・愛校心つょ・・・
生まれる前からガーナの高校に強制送還されることが決まっている我が子に憐憫の念を抱かざるを得ない。
息子いないし結婚もしてないけど。
仮に子どもができても、男子校には入れないと決めてるのだぼくは。
スタジオアンダーコンストラクション
学校OB会のおじいちゃん方および学校管理職におねだりを続け、撮影スタジオ用に空いてる小部屋を使わせてもらえることになった。
Thank you so much.
元々は教室に赴いて通常授業を撮影することをベースにしていたけど、嫌がる先生も多いし、時間通りに来ない先生もいるし、やたらテスト期間が長い+多い、等々でまともに撮影することができずにいた。
ので、ごく少額ながら都度お金を払って専用スタジオで映像用の授業をしてもらう計画である。
そのためのスタジオづくりに取りかかったのがごく最近の話である。
前回の記事で書いたようにガーナでは空き巣や強盗が頻発するので、まずはセキュリティ面を考えバーグラ―バーを設置。
日本の学校であれば鍵をつければいいだけの話だと思うが、ガーナではこういうところにコストがかかってきてしまう。
次いで部屋が狭くて音の反響があるので、壁紙を貼ってごまかしてみる。
多少よくなったかなあ・・・レベル。
次はホワイトボードをどこかからかっぱらって調達してくるよ。
ねこ
大家がどこかから子猫を拾ってきた。
名前はまだない。
どこで生まれたかとんと見当もつかない。
なお、ぼくは"the cat"と呼んでいる。
怖いのは狂犬病である。
ガーナでは狂犬病ワクチンを接種していない犬・猫がほとんどだし、コウモリなどを通して感染することも多い
(「狂犬」病という名前だが、ウイルスは野生動物全般に感染性を持つ)。
あんまり近づきたくないはないのだが、早く追い出してくれとも言いづらい。
今のところは大家が世話するならいいか、と思って放置してしまっている。
なお狂犬病の発症後死亡率はほぼ100%ですので、皆さんお気をつけください。
・・・そんなこんなで夜鳴きする子猫を窓の向こうに見ながらぐうたらしていると、Spotifyで「猫」なる曲が流れてきた。
なかなかいい曲やないけ、と思ってアーティスト紹介を読むと、ボーカルの人はモデルと俳優業もしているらしい。
歌って演技して顔がいいってなんなんだ君は。こちとら背の順は常に先頭の音痴だぞ。
でもこっちには猫がいるし、どうでもいいか。
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