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自分の感情を置いてけぼりにしない

今朝、全然用意をしてくれない娘に
30分を経過したところで
ドカンときて、怒りが現れた。

怒りは全然鎮まらなくて、
お出かけもメイクもしたくない!
もう放っておいて!が出てきた。

「相手は3歳でしょ。あなたは28歳。
大人なんだから、切り替えて
早く用意してよ」
母にそんなことを言われながら
「そんなの関係ない!
嫌なものは嫌なの!」と
ソファに寝転がって
ひたすら胸の痛みに寄り添った。

1人にしたくなかったの。
この、自分の中に確かにある
この存在を、無かったことに
したくなかった。

胸の痛み、苦しさが出てきた。
怒りの後ろには、
悔しさや、ズルい
という感情が現れてきた。

小さいとき、
私はママの言うことを
ちゃんと聞いて、
お利口さんにしてたのに。
我慢してたのに。
なのに、なんであなた(=娘)は
それをしないでも許されるの?
なんで、そんなことが
できないの?

そんな、娘に対する
小さい頃の私の
嫉妬の気持ちが現れでた。

その感情の後ろにあったのは、
悲しみや、寂しさや、
わかってもらえない孤独感。

それも、全部全部
ただ感じた。
「早く切り替えようよ」とか
「家族の空気が悪くなってるよ」とか
不安に思うマインドや
焦るマインド、
良い子にならなきゃ
のマインドが出てきたけど
それも全部、無視した。

だって、やっぱり
今自分の中にいる
この子を
置いてけぼりに
したくなかったから。

そうやってただソファに
うずくまって10分ほど
過ごしたら、
少しずつ、何かが解けていって。

娘も、近づいてきて
「絵本読んで」って。
その前に、「ごめんね」をして
「あなたのおかげで
ママはママの中にいた
小さなママに会えたんだよ。
ありがとうね」って。
彼女は、うんって言ってた。
いいよって。

そうして、気持ちは軽くなって
自然と用意して、
みんなで今お出かけをしてる。

きっと、無理に大人になろうとして
気分を切り替えてたら
お出かけ中も、
きっとずっとイライラしてたし
家族もみんな嫌な気分だった。

自分と向き合うこと。
自分を置いてけぼりにしないこと。
シンプルなんだけど、
本当に、大切なこと

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