ひとりごと 2

幾度となく呼吸を止めたくなる瞬間は訪れるもので、頭をよぎるのはBUMP OF CHICKENのギルドから

それでも呼吸が続くことは許されるだろうか

のワンフレーズ。
自己肯定感の低いボーカル藤原基央の人間味が溢れ出ている。

自分にも問うてみる。
きっと周りは許すだろう。
だが自分自身が許さないことは明白だ。

生きてる意味や価値なんてそこら辺に生えている雑草にだってある。
忌み嫌われがちな虫ですらその命は決して無駄ではない。

何者にもなれない人間でもそこに意味や価値を見出してしまっていいものなのだろうか。

つい楽な道へ飛び出してしまいたくなるこの思いは誰にも理解され難いのであろう。

「何もできなくてごめんなさい」
そんな言葉を昔涙ながらに電話口で友人の耳に放った事がある。何も力になれない自分が腹立たしかった。悔しかった。
そんな思いを今は自分が友人にさせてしまっている。
力になれなくて、側にいれなくて…
そんな言葉を受け取るのには勿体ないのに。

人の言葉は温かくもあり残酷でもありその時々で色を変える。

友人の言葉を聞いて考えたのは、明日何を食べようかなということ。

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