予定休暇を取る前に実施してほしいこと
普段、コンサルタントやPMOチームとして活動しています。
チームメンバーから事前の休暇申請((体調不良などの突発的なものではないもの))を受けた際、私は「分かりました。事前の業務調整をお願いします。」と伝えるようにしています。(ただし、その休暇によってプロジェクトに大きな影響が出ることが明確な場合は除きます)
私が伝えている「事前の業務調整」で実施してほしいことは大きく2種類あります。
①自分が他の日に対応できるように調整
まずは自分の中でタスクをやりくりすることを考えてほしいです。例えば、以下のような調整が考えられます。
・作業の前倒し実施
・作業の後ろ倒し実施
・期限の延長調整
・会議のキャンセル、リスケ
ただし、会社やプロジェクトにに悪い影響を及ぼさないことが前提です。例えば、見積提出期限を延長することによって顧客からクレームになるのであればそれは実施してはいけない調整です。
②他の人に代わりに実施してもらううよう調整
日程の変えられないタスクも中にはあるので、それはチームメンバーに代替実施してもらうことを調整してほしいです。
③上記でカバーできないタスクがある場合は「申請」ではなく「相談」
日程調整もできなければ、他のメンバーに振ることが難しいタスクというのもあります。
そのようなときに休暇を取らないようにしてもらえるとありがたいですが、個人の事情もあってそうもいかないと思いますので、そういうときはいきなり申請するのではなく、相談してほしいです。いきなり申請が飛んでくると困惑しますが、相談してくれれば対応策について検討します。
まとめ
つまり何が言いたいかというと、なんでもかんでも他の人に振って休むのはやめて欲しいということですwww
職種、職場によっては異なる考えもあるかもしれませんが、一つの意見としてとらえていただければと思います。
周囲やプロジェクトに影響を出さないように休暇を取ることもビジネススキルです。
その他 稼働時間の調整(準委任契約時)
私のチームが準委任契約で仕事をしている場合、契約の中で毎月の対応工数上限、対応工数下限が決まってます。休暇を取ることによって対応工数の下限を下回ってしまうと、減額清算などの調整が必要になってしまうので、基本的にはそうならないように調整してもらいたいということです。もう少し具体的に言うと、休暇を何日も取っていて下限を下回るようであれば、他の日に残業等で補填することで下限を下回らないように調整してほしいということです。
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