参政党 統一地方選から1年、地方議員の増減

2023年4月の統一地方選で参政党は100名の当選をだし計124名の地方議員を有する政党となった。それから1年が経過し地方議員がどの程度増減したのかをまとめる。
期間 2023年4月25日〜2024年4月21日

選挙 44回

当選30名
県議(現職)1名 政令市1名 補選1名 その他市町村27名 
落選14名
県議1名 政令市3名 補選1名 その他市町村9名(内現職1名)

1年間全体の当選率=30/44×100=68.2%
県議選、政令市選、補選を除いた当選率=27/36×100=75.0%

政令市選、補選以外の市町村議選の候補者の年代を以下にまとめた。
55歳以上の落選する割合が高くなっている。

政令市、補選以外の市町村議選の候補者の男女別を以下にまとめた。意外なことに女性候補者の方が当選率が低い結果になった。性別はあまり関係なく若い候補者の方が有利ということか。

選挙結果をまとめた表を貼付する。

現職の入党・離党

現職議員の入党8名(入党後に離党?1名 入党後に落選1名)
※離党と思われるが本人やマスコミ等から報告の無い場合はを付ける。

離党者 23名(政令市1名)
離党議員の自治体
宝塚市、室蘭市?、可児市?(離党後落選)、宇治市、大和市、
帯広市、新得町、芦屋市、熊本市、阿久比町、
貝塚市、桑名市、久留米市、西宮市、龍ケ崎市、
大田区、佐伯市?、尾道市、小山市?、福津市?、
藤沢市?、富岡市?(懲戒処分)、青森市
※富岡市の議員について :最近、懲戒処分となりHPから名前が消えた。しかし本人のSNSや市議会の所属に参政党の記載があり、離党ではない可能性もある。

増減を整理すると
増加→現職以外の当選29名+現職の入党8名=37名
減少→現職の落選2名+離党(推定を含む)23名=25名

1年で地方議員の人数は12名の増加し計136名になった。3人の幹部が党を離れるなど色々なゴタゴタがありこの数字なのだろう。
本年度はそこまでの離党者は出そうにないが、昨年と同じ40名を超える候補者を擁立できるかはあやしい。参政党の次の地方選挙の予定は8月である。

以上