参政党衆院選の公認予定状況2023-10-25
会見で神谷氏は、次の衆院選で130名程度の参政党の候補者の擁立を目指すと言っている。10月25日の会見で新たに3人の擁立、計10人の公認を取り下げた。結果比例5ブロック、小選挙区に94名が公認予定となった。
9月の定例記者会見では、6つの重点ブロック内の小選挙区の半分程度に擁立を目指すという目標が示された。ブロックごとの公認予定者数が現状どのようになっているかを見ていく。
北関東ブロック
公認 小選挙区の数
茨城県 1 7
栃木県 2 5
群馬県 2 5
埼玉県 5 16
計 10 33
公認率(=公認数÷小選挙区の数) 30.3%
北関東ブロックは比例の定数が19と少ない。そのためか公認には消極的。
先月より茨城−1、埼玉−2。
東京ブロック
公認 小選挙区の数
東京都 14 30
公認率 46.7%
東京ブロックも比例の定数が19と少ない。選挙を利用した党の宣伝の場としての価値は高そう。
先月より−1。
南関東ブロック
公認 小選挙区の数
千葉県 5 14
神奈川県 9 20
山梨県 1 2
計 15 36
公認率 41.7%
南関東ブロックは定数23で2番目に多いので、参政党本部が比例の松田学氏に期待するならこれから公認が増える可能性がある。
先月と同数。
東海ブロック
公認 小選挙区の数
岐阜県 1 5
静岡県 2 8
愛知県 4 16
三重県 1 4
計 8 33
公認率 24.2%
東海ブロックは定数21。最も公認率が低い。減税日本(日本保守党)との協力があるのか注目。
先月より岐阜−1、愛知−1。
近畿ブロック
公認 小選挙区の数
滋賀県 2 3
京都府 3 6
大阪府 14 19
兵庫県 3 12
奈良県 1 3
和歌山県 1 2
計 24 45
公認率 53.3%
近畿ブロックは定数28で最も多い。合計の公認率は高いが大阪が多く、兵庫が少ない。
先月より京都+1。
九州ブロック
公認 小選挙区の数
福岡県 6 11
佐賀県 1 2
長崎県 2 3
熊本県 2 4
大分県 2 3
宮崎県 1 3
鹿児島県 1 4
沖縄県 2 4
計 17 34
公認率 50.0%
九州ブロックは定数20。公認率が高い。
先月より鹿児島−2。
まとめ
6つの重点ブロックでは公認率に明らかな差がみられる。比例区でより当選の可能性がある近畿と九州ブロックの公認率が高い。相変わらず東海ブロックの公認率が低い。