内定取り消しにあった件。

あおでーす。

5月に入って更新が滞った怠け者です…。でも、その間も人生の歯車は着々と動いています。

事後報告ですが、

内定取り消しされました


理由は、とってつけたような会社の都合でした。

今となってはこれで良かったと思っています。


私の失敗の原因を書き並べてみます。

失敗、と言いますが私は失敗だとは思っていません。これこそが、愛すべき「私らしさ」で「個性」というシールの一つが追加されただけなのですから。


①大人の言うことを聞かなかった

私は内定を頂いた会社が全ていわゆる「ブラック企業」と呼ばれるやつでした。大人に沢山反対されましたが、私は「やりたいことがやれればいい」とその意見を無視してきました。

私は大人を信用していません。ですが、結局は私は大人の言うことに転がされていたのだと思います。

だって結局は就活なんて大人にどれだけ媚を売るかで、大人の都合の良いように判断されてるだけなのです。内定を出す出さない、どの職種につけどう働かされるは企業の都合です。だから、会社に所属することを選ぶ時点で、私は大人に転がされていたのです。

そして、自分のことを真剣に考えている大人の意見を無視するはめになったのです。


②就活の目的を見失っていた

就活期、私は「内定」を得ることに必死になっていました。

しかし、終わってから気づいたこと、就活は私達の夢を叶えるための手段なのです。

企業は基本的に私達の味方です。面接官は私達の親世代だし、自分も就活をした過去があります。

彼らは若者が「本当に自社と合っているのか」をマッチングしているだけなのです。

だから、落とされたとしてもそれは否定ではありません。

例え、その企業のレベルに合っていないがどうしても入りたい人間が企業に入ったところで、入社してから苦労します。それは彼らにとって不幸なのです。

彼らはそれを判断しているだけなのです。

そのことを私は「会社に合わせる」とか「媚を売る」のと勘違いしていました。


21卒はいきなりコロナという闇に襲われました。そのせいで、受ける業界を変えなきゃ行けなくなった人、就活が長引く人もいました。

会社に直接行けなかったり、OB訪問ができなかったり、友達と情報交換ができなかったり、悩みも共有できなかったり。


私はこれから就活をする皆さんに言いたいことが2つあります。

①ネットの情報は信じるな

②人事の言葉に違和感を感じたらやめておけ


①については、ネットは昔の情報も載っています。会社が自分の口コミの悪口だけ消している会社もあります…。(どこかは言いませんが)働いている人に話を聞くタイミングは、私はいずれの会社もありました。しかし、彼らは表面上のことしか言いません。人事の前だからだし、人事にチクられたら立場がないからです。解決策は、IRを見ることか、会社のことを第三者の大人に調べてもらって下さい。学校のキャリアセンターとか、ハローワークとかかなぁ。

②についてですが、私は最初に内定をもらった会社の話で、人事が職種紹介の時に何故か営業の話になるとすっと終わらせて、あまり内容を話しませんでした。後で会社の情報を調べてみると、お客様に商材を無理に売りつける訪問販売を行っていたことがわかりました。しかし、私が配属されたのは営業で、新卒の子はほとんど営業に回されていたそうです。少しでも裏がありそうだったり、嘘をつかれていたら辞めといた方が賢明です。


オンラインでは遠方の人が採用を受けやすくなったというメリットもあります。

しかし、その代わり情報が「生」(なま)ではないというデメリットも生まれました。

Twitterで仕事の辛さで阿鼻叫喚する21卒。

「こんな仕事だと思わなかった」

「残業多くて死にそう」

この呟きは私達の怠慢なのでしょうか?


私はこれはコロナの弊害なのではないかと思っています。 

そして、私もこうなりかねなかった。

今、入社すぐ会社を辞めてしまう子が後をたたないのは何故なのか。


①納得内定がなかった

コロナ禍の就活は長引く子が周りに多かった気がします。優秀なのに内定が出ない、志望業界が不況のため採用をなくす。そんな不都合がいっぱいあり、自然と流れに従うしかなかった21卒が沢山いることでしょう。


②情報収集の術がなかった

私達の就活解禁とほぼ同時に、コロナが社会に蔓延しました。就活真っ只中の4、5月。その時はステイホームを強いられ、慣れないオンライン面接が始まりました。ネットで必死にオンライン面接の極意を調べる日々。辛くても、一人暮らしの大学生は人と会うことができませんでした。同期と悩みを共有すること、家族に慰めてもらうこともできませんでした。勿論、会社の情報収集も全てネットです。

そんな時代にやりたいこと、なりたい自分を模索してきた私達。

中々内定が取れず妥協してしまった人、仕事内容がよくわからず入社してしまった人、同期や会社の人と会うこともなく仕事が始まった人。私の周りの声を聞くと、そんな人が多いです。

採用枠が多いところへ妥協した友人。そして、今やりたいことと実際やっていることのギャップに今苦しんでいます。

新卒カードは偉大だ、と大人はよく言います。「一回入ったら3年は働け」「転職なんてするもんじゃない」

その概念に縛られて私達は生きなくてはならないのですか?

コロナと大人の言うことに流された若者の逃げ場はどこにありますか?

それを今、問いたいと思います。

私は入社してすぐ辞めた子よりも、まだ選択肢があります。頭をぐるーっと巡らせると、「若い」という武器の偉大さに気付かされます。私の境遇を話すと、色んな大人がタダでアドバイスをくれます。そんな周りの人に恵まれていることが、私の唯一の希望です。私はこの逆境に絶対負けません。私はアドバイスをくれる大人達に必ず返す言葉があります。それは、

30年後にこの恩を倍でお返しします


ということです。

相手も本気にしてるかわかりませんが、「楽しみにしてる」とか返ってきます笑

私はこれを"個性"という武器にします。失敗は取り返せない、とかバカにされることも正直あります。でも、自分は自分を信じるしかないのです。

私が尊敬している人は、思い返してみると人の目を気にせず自分の信念を貫いている人でした。

私達若い世代は大人の凝り固まった概念を壊すことができます。私が言いたいのは…

皆頑張ろうね、一緒に


ということです。私の今後についてはこれからもここで伝えていきたいと思います。

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