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夢を真っ直ぐに追うのはいけないことか

絶賛就活中の私。

去年の夏から就活を始め、インターンに行きインターンに落ち…。未だNNT(ない内定だそうで)。周りの同類達は、「落ちた」「ESどう書くの」とか。


高校1年の時の私。ある日、唐突になりたい"夢"を持ちました。

別にきっかけがあるわけでもない。家族にその職業の人がいるわけでもない。

ただ将来を絶望視していた中二病の私に、それは希望以外の何物でもありませんでした。

きっかけは…

言葉で表すと、「弱い立場の人に寄り添う」「文が書ける」「仕事が生きがい」の3点なんだと思います。

弱い立場の人は世の中から排除されて生きなきゃいけないのか

→じゃその社会を変えたい

→話すのは得意じゃない

→それじゃ文字だ

といったのが私の本当の志望動機。

面接でこれを言ったことはありません。だってあまりにも不明瞭だから。


「志望動機をお話し下さい」

なんで人は根拠なんか求めるんだろうか。なりたい理由なんてありすぎて一言じゃ言えないし。なりたい理由を何故求めるのだろうか。なりたいものはなりたいのだ。


「それだけしか受けてないの?」と面接官。

はいはいそうですね、視野の狭い人間なんです。本当は記念受験ならちょいちょい出してますけど。まぁ言うほど選考進んでないし。


「私の良いところは真っ直ぐなところです」

はいはい、逆に言うなら頑固な人間ね。そんなやつ企業に入ってもやってけないよ。自分で起業でもしたら?


「私の良いところ」は私の墓穴を掘っているようだ。だって、「自己アピール」しろって言ったじゃん。

夢を諦める?だってどうせ斜陽産業だし。頭下げて入るほどのメリットある?でも、今更他の夢なんて見当たらないし。このまま就浪ルートですか。

親から来るメールにはよくわからない中小企業の名前が並ぶ。受けに行ったら「頭いいですねぇ」だって。自信なんかつくわけない。

そんな私は未だ人から理解されず。残り手札も少なくなった今。私の夢は閉ざされようとしている。

思ったことにまっしぐら。それが私の人生だった。でも、そんなわがまま娘は誰ももらってくれない。人生が否定された気分。私という社会不適合者。人より500メートルくらい遅れているぞ。


心に嘘をついた方がいいですか?


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