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就活コロナ期の私達の現状。

緊急事態宣言が昨日、発出されました。

そして今、私のメールボックスには〈選考延期〉のメールがずらりと並んでいます。

企業に働く大人達だけが迷惑を被っているのではありません。人生で一度しかない就活という時期に不幸が重なってしまった私達。就活生にどんな不幸が降ってきているのでしょう。

1、選考延期

書類が通っても、一次面接が終わっていても、選考が進みません。最もこの時期に対面面接を強いる企業は、ブラック確定です。web面接で選考を済ましてしまうところもあります。しかし、webで人生決められてしまう私達も不安です。企業側だって、実際会ったら「え、めっちゃ巨人が!?」とかなりたくないでしょ??

そして、未だ内定のない就活生も不安です。

就活時期はいつまで伸びるのか。夏採用を狙っている人もいるでしょう。そんな人は秋や冬まで就活を続けることになるのでしょうか。卒業までに採用が決まるのでしょうか。これは就活氷河期の再来なのでしょうか…。

2、web面接

上にも書いたように、web面接を進めているところもあります。そして、私達は「web面接 注意点」を検索し始めます。ちなみに書いてあるのは、①カメラを見ろ とか②背景の壁に気を付けろ とかそんなもんです。人の目を見るのが嫌いな人には絶好のチャンスでしょう。

ちなみに、私が危惧してるのは面接官側です。最終面接に出てくるご年配の方が、一体それを使いこなせるのか。空気感とか表情とか、それがわからないwebはお互いにどうなのでしょうか。

あと、企業の雰囲気がわからない、という難点があります。面接前に話しかけてくれる人事の方とか、企業の綺麗さとか、そういう雰囲気に応じて私達も企業を選んでいます。面接は表向きの姿。きっと企業の方も学生の素の姿も見たいはずだし、それは私達も一緒なんです。

3、ES締め切り延期

面接を後ろ送りにする企業は、ついでにエントリーシートの締め切りも伸ばしています。「締め切り忘れちゃってたからラッキー♪」みたいな学生もいるでしょう。

「えっ、締め切りにちゃんと出した私はどうなるの?」

ライバルがどんどん増える。内定なくて焦り始めた学生が他選考に手を出し始める。え、早くからちゃんと対策してた人はどうなるの?です。後ろになればなるほど、枠は狭くなるでしょう。そんなの不公平です。

4、ちなみにOB訪問も会社説明会もできない。

人に会わずに、企業理解もできず。(これは3月からです)

そんなんで就職という「お見合い」がうまく行くのでしょうか?無茶がありすぎて大号泣です。面接があってもやりたいこととか言えません。だってわからないんだもの。ネットで必死にググるしかありません。早くから就職活動をしていた人、正解です。そうじゃない人は、もうオワコンの印を押されました。さぁ、就職浪人の道へ。

解決策】

①ES締め切りも一次と二次で分けてくれませんか?

②大学も卒業延ばしちゃいません?

です。1番は妥当だと思います。きっと採用が遅くなる企業の側だって不安だと思います。でもだからって採用を無理やり早めても、お互い納得できないでしょう。内定蹴りだって怖いですよね。

私達も不安です。だから卒業も延ばしちゃいません?ってことです。企業も秋入社にしちゃってもいいのでは?ってことです。

コロナは予想ができません。一年後も、二年後も続くかもしれません。だから、ちゃんと家にいましょう、っていうのが私達就活生も企業もできることじゃないかなと思います。とりあえず、就活コロナ期世代になるのが、とても、とても不安です。




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