あお

子供のまま大人になりたい。ここには綺麗な日本語を紡いでいきたい。いつか市井の人々のこと…

あお

子供のまま大人になりたい。ここには綺麗な日本語を紡いでいきたい。いつか市井の人々のことを書くライターになれたらいいな。好きなものは、子供が主人公の映画/夢がある人/素敵な小説…etc.

マガジン

  • 毒親に気づいた時。

    親に関する記事をまとめています。

  • 就活の呟き。

    大学3年から4年にかけて書き記してきた、就活の葛藤をまとめています。

最近の記事

面接時から威圧的な人事【就活】

このメールを見て欲しい。 私が送った内定辞退のメールである。いや、正確に言えば「送りたかった」メールだ。 私はこの前やっとこさ内定を頂いた。就活期間1ヶ月半。 私の就活の軸を練り上げ、ある業界に絞った。その受けてる中での1社だ。ホームページに載っていた信念に共感し、本当にここに入りたいと思っていた。しかし、それは面接を受ける前の話である。 面接後、この会社に対して疑念を持った点は2つある。 1.紙を見せない 中途採用でも、新卒採用でも内定時には雇用条件を提示する。

    • 不登校の子って強いんだなって思った日の話。

      大学時代、私は色んなことに手を出していた。 海外ボランティア、田舎の町おこし、NPO法人の広報、貧困層向けの無料塾…etc. いつも何故か「生き急いで」しまうのが、私の長所でもあり短所でもある。 こんだけやっても物足りなかった。自分に自信が無かったのだ。 私の興味の中心にあるのは、「子供」だった。幼少期の経験が人間形成の根本を作っていると思ったからだ。大人になってみて周りを見てみても、家庭環境、いじめ、恋愛のトラウマ…etc.に捕われている人を沢山見た。この人たちは1

      • 内定取り消しにあった件。

        あおでーす。 5月に入って更新が滞った怠け者です…。でも、その間も人生の歯車は着々と動いています。 事後報告ですが、 内定取り消しされました 理由は、とってつけたような会社の都合でした。 今となってはこれで良かったと思っています。 私の失敗の原因を書き並べてみます。 失敗、と言いますが私は失敗だとは思っていません。これこそが、愛すべき「私らしさ」で「個性」というシールの一つが追加されただけなのですから。 ①大人の言うことを聞かなかった 私は内定を頂いた会社が

        • "書ける"場所は思った以上に沢山ある。

          就活生時代、私は書ける場所を探していた。 幼少期、親に褒められたことは2つ。 歌が上手いことと、作文が上手いこと。 心の奥底にそれが残っていたのだと思う。 私は書く場所を二つ思いついた。それは新聞と本だった。 私は"書く"ことを学べる大学に入った。周りにも書ける人が沢山いた。文字に日々触れ、完全なる書く人間へと自分を変化させていた。 しかし、夢はすぐに崩れ去った。 体育会、明るい、リーダシップのある人間の方が社会から必要とされていた。別に書ける人間など必要とされ

        面接時から威圧的な人事【就活】

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        • 毒親に気づいた時。
          6本
        • 就活の呟き。
          10本

        記事

          物事を諦めてきた理由。

          私はわりかし臆病な人間だな、と思う。 物理的に高いところに行くのが怖いし、一人旅も怖くて初海外一人旅はタイ(本当はインドとかミャンマーとか行きたかった)だし、怖気付いて日本ばかり回ってたし。渋谷に足を踏み入れるのも、東京生活4年を経過した今になっても怖い。 実質、人生で高みにチャレンジしたことがないんだなってことに気付かされた。 それは、「やりたい」ことより「やれる」ことを思考してきたからだ。 その結果、あまり自信がない人間になった。 ちょっとここで、私が諦めてしま

          物事を諦めてきた理由。

          勝手に『親目線』になってくる大人達。【就活】【一人親】

          私が父子家庭だと言うのを話すと、人々は皆こう言う。 「大変だったね」「お父さんは偉いね」 「お父さんに感謝しなさい」 その家庭事情を話すだけで、私は「可哀想な人」に一変する。そして、私の父に共感し出す。 明るいキャラでやっている私にとって、この「不幸」な家庭事情はギャップなんだと気付かされた。そして、私はあまり「これ」を人に言わなくなった。だって、私は特別なんかじゃない、「普通」の人だから。 ここでも書いたが、私にとって人生で親を最も意識しなくてはならなかったのが『就

          勝手に『親目線』になってくる大人達。【就活】【一人親】

          人に相談できない性格を作り出した要因。

          私は人に相談する、ということを全くしない人間である。 昨今の騒動だって、 元々人に相談もせず、一人で突っ走ったばっかりにこうなっている。 そして、悩みに悩み切っている今、やっと人に頼るようになったが、一つ共通していることがある。 それは、知り合いには相談していないということだ。 キャリアセンターの人、ネットで見つけた就職相談窓口、Twitterで知り合ったOB、まだ会ったことのない社員、バイト先の社員(これも会ったことはない)。実際は会ったことのない人ばかりに相談し

          人に相談できない性格を作り出した要因。

          働く予定の会社、辞めた社員と現役の社員の憎悪が渦巻いている件 。

          あおですー! 昨日このような記事を出しましたが、 今日、またまた意見が変わる事態が起きました。 先程、現役で勤務されている方にアポイントを取り、話を聞きました。 今現役で働いてる人の中で唯一連絡を取っていなかった人です。(しかも平社員) そこで先日のことの事実確認をしました。 すると… 「それクビにされたやつの僻みじゃね?」 え、そっち?? まぁ、まとめると… ・会社をクビになったやつが根に持って会社の悪口を言っているだけ。OBの話は聞かない方がいい ・給

          働く予定の会社、辞めた社員と現役の社員の憎悪が渦巻いている件 。

          入社する予定だった会社が超絶ブラックだった件。

          ぴえん…🥺状態のあおです。 人生に数回しかない紅潮から二週間。 今、人生最大のド底辺。 折れ線グラフがマイナスに差し掛かっている状態。 二週間前にこういう記事を出し、自分に浸っていた訳なんだけれども、何か今読み返すと"無"というか、まず読みたくもない状態。 何故こうなったかというと、時系列順に説明しよう。 ニ日前、今絶賛入社待ち=ニートの私は国内で何かをしようと、「会社のOBの方に話を伺いたいのですが誰か紹介してくれませんか?」と会社の人にお願いした。 すると、

          入社する予定だった会社が超絶ブラックだった件。

          「いい記事」についての気づき。

          「いい記事」って自分の"思い"がこもったものなんだな、ってふと思った。 「これ伝えたい!」とか「私しか伝えられない!」みたいな。 そういう記事は短時間でサラッと書けるし、いいねも多いし。 自分が感動した、とか強く思っていることとか。伝わっているのは感情なのか、別の何かなのかもしれないけど。 そんな独り言。

          「いい記事」についての気づき。

          ウーバーイーツなんか絶対頼まないと思ってたのにウーバーイーツを頼んでしまうようになった。

          昔、私は飲食店店員だった。 確か、ウーバーイーツなんて存在を知ったのが2018年の終わりの方だった気がする。 働いている店(チェーンのレストラン)がその辺鄙なカタカナシステムをさらっと導入したが、最初は微々たる利用者で、さほど生活に支障をきたすほどじゃなかった。 しかし、こいつは大きな魔物だった。 レストランのランチ。 家族、学生、おばちゃん会、老夫婦でごった返す。回転率が異常で、しかもうるさい。子供はわーきゃー走り回っている。 店員達のストレスはピークだ。 そ

          ウーバーイーツなんか絶対頼まないと思ってたのにウーバーイーツを頼んでしまうようになった。

          自分を殺すということは周りの人全員を殺すということ。

          友人は兄を自死で亡くしている。 その事実を知ったのは、友人歴何年か経った後の冬のことだった。しかも、酒の力を借りて。 友人は、兄が死ぬ前日に言った一言をずっと後悔していた。 「死んだらいいのに」と言った言葉を。 そして、兄は死んだ。 私はお兄さんではないが、きっとその一言で死んだ訳じゃないと思う。本人じゃないから確証は全くないが。 しかし、友人は何度も何度も言った。 「あんなこと言わなきゃお兄ちゃんは死ななかった」と。 友人は、今までもこれからもその重みを抱え

          自分を殺すということは周りの人全員を殺すということ。

          三月は何故こんなに悲しいのだろう。【卒業】

          この前、卒業式を迎えた。 華やかな振袖に身を包んだ仲間達。 振袖に映える顔は、希望に満ち溢れていた。私もその一人だっただろう。 この先の未来はどうなるかわからない。 コロナ禍で、先行き不透明になった社会。コロナがある前と今と、見える世界が全く違う。新卒の採用数がゼロになった会社もある。私達の未来だって、先行き不透明だ。 何年後か。 ブラック企業で鬱になるかもしれない。 会社をクビになり、無職真っ只中にいるのかもしれない。 人間関係に悩まされても辞められず、会社

          三月は何故こんなに悲しいのだろう。【卒業】

          『記者』という人の特徴

          私は大学時代、某大手マスコミでバイトしていました。 そして、記者の人と一緒に働いていました。 彼らは、「マスゴミ」だの「人の気持ちがわからない鬼」など巷では言われています。要は、嫌われ者ですね。 そんな彼らはどういう人達なのか、私の目から客観的に分析してみたいと思います。 1、冷静沈着、怒らない 目の前で殺人が起こった時。  マグニチュード8の地震が起こった時。 目の前でビルが爆発した時。 記者がやるべきこと、それは報じることです。 そこで、目の前で泣いてい

          『記者』という人の特徴

          "志"とは【就活】

          (去年6月に書いたものです) 夜、電話がかかってきた。 同じ志望業界の友人からだった。ただ今絶賛就活中の私達。 「優しい人が報われる世の中にしたい」 それは私も同じだった。しかし、世間は、会社は美談を認めてくれない。そんな葛藤の電話だった。なりたいものになれなくても、自分の店とか開いたりして、好きなことをして生きていこう。そんなことを言い合って、電話を切った。 この社会は実力主義。 小さい頃からなりたいものがあって頑張っている人はあまり認められない。目に見えない夢

          "志"とは【就活】

          内定式の二週間前に内定を断った話

          去年の私はこういう人間でした。 「大手の内定を10月に断ったわ〜」という友人に対し、「いや、会社にどんだけ迷惑かけてんねん」と嘲笑っていました。 「自分勝手すぎるやろ笑笑」と。 今の私はどうでしょう。 入社日は4月1日。 その二週間前の3月18日、内定を断りました。 民放第627条第1項に 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。 この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了す

          内定式の二週間前に内定を断った話