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原 由子ソロデビュー43周年!!『はらゆうこが語るひととき』

本日は、サザンの原坊こと、原由子さんのソロデビュー43周年。
おめでとうございます!!
実は夫の桑田佳祐よりも先にソロデビューしている原坊。
というわけで、1981年ソロ・デビューアルバム『はらゆうこが語るひととき』をご紹介します。


このジャケットのイラスト、実はサザンのベーシスト、ムクちゃんが描いていたということは、つい最近、ラジオ番組『桑田佳祐やさしい夜遊び』で知りました。
今まで全然知らなかった!!

アルバムサポートメンバーは、HARABOSE。
桑田佳祐、斉藤誠、松田弘など、サザン関連のメンバー他、宮田繁男等も参加。
宮田さんはオリジナルラブでも活躍されてましたね。このアルバ厶の頃、宮田さんはまだ青学の学生でした。

内容について、アルバム完成当時の桑田さんの解説をどうぞ。

内容はといえば、モータウン調ディスコから水戸黄門風を経てカウントベイシーにまで至るわけです。
かねてから私がキチッとした形で八木正生さんと関わりあいたかった部分も、いくつか実現いたしました。八木さんというジャズミュージシァンから感じていたものも、今回ふたりで曲を作ったりして、またはるかにその見果てぬ夢は倍増されたわけでして、いや深い、深い、深い。私にはかなわない。私では八木正生さんの足元にもおよばないというか、単なる音楽家へのあこがれから、もはやコンプレックスのかたまりのような顔で彼の顔を見ている自分がいま、ここにいるわけです。

ケースケランド(集英社) 桑田佳祐

ムクちゃん作詞、宇崎竜童作曲の『うさぎの唄』
この曲あたりが水戸黄門風?

斉藤誠作詞作曲『おしゃれな女』は、80年代の昭和感漂うアンニュイなムード漂う曲で最高!久しぶりに聴いたけど、やはり良いなぁ。

『いにしえのトランペッター』はコーラスが美しい。
桑田さんは、ルイ・アームストロングみたくふざけたスキャットしてるし、遊び心があって面白い。

『がんばれアミューズ』は、曲中に『いとしのエリー』のフレーズが出てくるし、
原坊の『アハ〜ン、アハ〜ン!』と歌うところも可愛い。

『Loving You』も泣ける!この曲大好き。これは作詞原坊、作曲・編曲:HARABOSE、桑田さんぽいメロディだよね。これ。

このアルバムのポイントは、なんといっても八木正生さんの管弦アレンジ!
ゴージャスで本当に素晴らしいんですよね。ジャズと歌謡曲好きにはたまらないです。八木さんといや、初期サザンのアレンジでも登場していました。

そして桑田さんの作る曲の素晴らしさ!
桑田さん自身が歌う曲よりも、原坊の曲を作っている時に作曲家としての手腕が実によく発揮されているということを断言しておきましょう。
この辺に桑田さんの愛を感じますね。

こないだ原坊が、ラジオ『やさしい夜遊び』で、一番影響を受けたミュージシャンは桑田さんだと話していたけれど、そりゃ、そうだよ。
こんなにいい曲作ってくれるんだもん。(嫉妬)

以前作った原坊のプレイリストも貼っておきます。
私が一番好きな原坊の歌は、『新・野毛山模様』です。
昔、NHK-FM『ミュージックスクエア』で流れて好きになった曲です。中学時代、あのラジオにはほんとお世話になりました。川柳のネタ投稿していたけど、読まれたことなかったなあ。
『Mother』というアルバムも、小林武史と桑田さんがタッグを組んだ2枚組名盤なので、これだけで語れる内容の濃さです。

公式のプレイリストはこちら。
それにしても声が昔から全然変わらない!
これには驚愕します。凄い…。

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