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知らないと損する住宅ローン

・住宅ローンはどれも一緒? 〜「保証料」と「事務手数料」のアレコレ〜
・箪笥貯金を引っ張り出せ! 〜生前贈与と相続の制度が新しくなる〜
でもちょっとその前に・・・触れないわけにはいかない!ということで、

「僕からは1個だけ。憧れるのをやめましょう。ファーストにゴールドシュッミトがいたりとか、センターを見たら、マイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたりとか。野球をやっていれば、誰しもが聞いたことのあるような選手たちがいると思うんですけど、今日一日だけは憧れてしまったら超えられないんで。僕らは今日、超えるために、トップになるために来たので。
今日一日だけは、彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。
さぁ、いこう!

ご存知の方も多いことでしょう。
この最高の鼓舞。何度読んでも胸熱です。オオタニサン!
お恥ずかしながら普段から野球はほとんど見ません。
しかも歴代WBCの中でも屈指の侍ジャパンだというのに、初めてLIVE中継で見たのは、決勝戦8回オモテ・・・。
にわかファンにさえもなれない私ですが、
優勝した瞬間の熱く高鳴る鼓動に、短期間で得られた日本優勝という感動。
そして、見ときゃ良かったと思う後悔。笑
もっと早めにペッパーミルでひと盛り上がりできたんじゃないかという悔しさ。
そこ? そこです。
不動産の話しはどこに行ったとお思いかと存じます。そして
冒頭の大谷選手の言葉が不動産の話しにつながることもないのですが、
久しぶりに感銘を受けたと言いましょうか、
「思考」や「考えの癖」によって人間の行動はまるで変わるよね、と思ったもので
決勝前の大谷選手の素晴らしき声出しを引用して、今回のnoteをお届けします。


人間の行動は性格ではなく環境が決める
知らないと損する!?かもしれない、住宅ローン

よくある、住宅ローン比較サイト。
こちらはとてもよく出来ていますよね。
ブルースタジオでは、住宅ローンにも力を入れており、
いつも様々な銀行にヒアリングを行い、情報を収集しております。
私も一覧表を作っていますが、住宅ローンはそれぞれの金融機関で考え方も、必要な書類も、書類提出のタイミングも、金利も諸費用も変わりますので
表を作るのも一苦労ですし、パッと分かりやすい表を作ることは不可能です。
金利、借り方、諸費用、団体信用生命保険、連成団信、ローン控除など、どのように比較するべきか分かりにくくなっていますので、途中で探すことを諦めたくなることと思います。
細かすぎ、しかもめちゃくちゃ分かりにくい表が、いつまで経っても完成することはありません・・・。でも、日々研究していますから、ぜひご相談して欲しいです。

思えば入社した当時は、住宅ローンの知識が全く無く、ちんぷんかんぷんで、
銀行のおじさんに冷たくされ、怒られる日々。
勉強が追いつかず、吐きそうだったのは今となっては良い思い出です。

プチ知識
住宅ローンの諸費用代表 「保証料」と「事務手数料」
「保証料」は一括前払いと金利上乗せがあります。
・保証料一括前払い:返済期間に応じた保証料を、借入時に一括で支払う。
  →繰上げ返済を行うと、その額に応じて計算された保証料が戻ってくる。
・ 保証料金利上乗せ:住宅ローンの金利に上乗せして支払う。概ね0.2%上乗せ
  →初期費用を抑えられるのがメリット。
・事務手数料:住宅ローンを借り入れる金融機関に対して支払う手数料です。
  →手数料のため、戻ることはありません。

さて、種類が分かったところで、住宅ローンあるあるをご紹介します。

「保証料ゼロ円!!」に騙されそうになる。
保証料とは、住宅を購入する際に保証会社に支払う諸費用のことです。
一般的に保証料は、お借入額×2.061%です。
お借入れ額5000万円の場合、保証料1,030,500円+事務手数料:33,000円
これだけかかる保証料ですが、「保証料がゼロ円です!!」と書いてあったら、
お得!!と思いますよね。

「保証料ゼロ円!!」は、ほぼ同額に近い事務手数料がかかる。
事務手数料の多くは、お借入額×2.2%です。
お借入れ額5000万円の場合、事務手数料1,100,000円
メリット:保証料型と比較すると金利が低い
特徴は一括で支払うことで、金利の優遇が受けられるメリットがあります。

結局、同じくらいの諸費用がかかる。
事務手数料を一律設定しているありがたい銀行もありますが、少ないですね。

では、保証料型と事務手数料型、どちらを選択すると良いの?
金融機関によりますが現状の金利・諸費用であれば、概ね9年以内にご自宅を売却したり、住宅ローンを完済するなら、保証料型の方がお得と思います。
それ以上の年数を返済し続ける場合であれば、金利の低い事務手数料型の方が総額は安くなるでしょう。

ただ、どこの銀行でも審査が通るとは限りませんから、
やはり目的やご希望に応じて金融機関を選択されるのが望ましいと思います。
家探しの際には、住宅ローンと資金計画のお手伝いもさせていただきますので
ご相談くださいね。

住宅ローンのお話しが長くなりましたので、
箪笥貯金を引っ張り出せ!〜生前贈与と相続の制度が新しくなる〜
は次回以降で書きたいと思います。
本多でした。

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