5月2日「ほしのこえ」という映画を観た。
2002年の、新海誠監督の短編アニメーション映画だ。
登場人物は、長峰美加子(ミカコ)と寺尾昇(ノボル)である。
あらすじは、
といった内容。
で、観終わっての感想。
現在の新海誠作品の原点と感じた
現在の新海誠監督作品の数々は、映像そして内容も含めボクは大好きである。その新海誠監督の原点をこの映画に観た気がした。
2002年なので、画質や絵の作りは現在のようには良くはない。
しかし、映画の中に若い日の新海スピリットが入っている気がした。
この映画についていえば、当時は、ガラケーなのは当たり前だし、内容もよく考えると突っ込みどころは満載ではある。この作品だけ観たら、う~ん。。。となってしまう人がほどんどかもしれない。
しかし、その後に生み出されてくる、新海誠作品を考えると、当時の予算的なものや、技術を考えれば、すべてにおいて見劣りするのは仕方ないと感じる。そして、この作品に、原点を見た気がするのである。
映像の中から、主人公の気持ちが飛び出てくるような感覚には襲われた。
新海誠監督の作品の、まさに原点を感じる作品であったことは、間違いないだろう。