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口を出さずにはいられない

いつもは事務として働いている職場で、現場の人たちに混ざって外仕事をする機会があったんです。

数名の社員さんと、お手伝いで駆り出された私のような元々は違う仕事をしている従業員と、日雇いのアルバイトさんでの作業だったのですが、ウチのリーダーって、多分どうやら現場を把握して適切に指示を出す力が乏しいんですよ。

レギュラーの仕事の1つ1つは良くできるし、人当たりも良いし、みんなを引っ張る力もあるけれど、イレギュラーな仕事の時は全体を捉えるのが苦手なのかもしれません。

私は、お手伝いとして参加しているだけなので、黙って言われたことをやっている気満々だったのですが、ちょっと考えるとお手伝いの人が大量に仕事がなくなり立ち尽くす事態になるのが目に見えていて、リーダーに気付いてもらおうと「これを考えた方がいいのでは?」「そろそろあれをした方がいいのでは?」と伝えたのですが、伝わらず・・・(いや、なんか明後日の方向でつながって、私が帰った後に別の仕事を始めて、無茶苦茶大変だったと後から聞いた)(涙)

結局、リーダーが他の仕事で現場を離れている隙に私が仕切り始めた…。

別に仕切る事なんて望んでもないしやるとも思っていなかったのに、なんでそれをせざるを得なかったのかと言うと、やっぱり私はプロジェクト思考で効率厨で我が強いからなのかもと思いました。

作業の順番が決まっているのは、それまで手伝った中で理解していたし、その日どこまで終わらせないといけないかも分かっていた。

私達のようなお手伝いができる仕事も分かっていたし、人数を見れば大体どれくらいの時間がかかるのかも想定できる。

お手伝いで来ている人を無駄にすることなく最大限利用するためには…と考えると、リーダーの仕事の進め方ではダメだったんですよ。

で、多分段取りの悪さに気付いているであろう人達が波風を立てないために黙々と自分の仕事に集中する中、持ち前の「我の強さ」と「周りと同調できない察しの悪さ」で完全シロウトのくせに場を仕切り始めたという訳です(一応後から上司に確認したら、私の指示は間違えていなかったみたいで良かった)。

なんか自分の事がだんだん分かってきた気がする。

今回私に見えた事を、どうやってリーダーに分かってもらえるかなぁというのが今後の課題です。

リーダーを私好みに仕上げたい…。

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