本日(2024年4月29日)朝、X(旧ツイッター)では「タイガー・ジェット・シン」がトレンド入りしたとのこと。
ぬわんと、この日発表された「令和6年春の叙勲受章者」として旭日双光章に選ばれたんだそうな。
▼ ヤフーニュースから無断転載
シンが「現役の悪役レスラー」だったときには知る由もありませんでしたが、新天地(日本)で絶対にトップを獲ってやる!との野望に燃えて来日し、猪木もまた、日本のプロレス史上最凶のヒールをつくってやる!との思惑が合致し、タイガー・ジェット・シンという稀代の名悪役キャラクターが誕生しました。
シンのヒール人気により、新日本プロレスの会場には観客が押し寄せ、莫大な収益をもたらしたそうな。
当然、シンにもその活躍に相応しいギャラが支払われましたが、シンは決して豪遊に使うことはせず、その金を元手に地元カナダでエビの養殖事業(だったと思う)を起業し、これが大成功して、巨万の富を得ることに成功したとのこと。
その後は、カナダのインド人コミュニティの重鎮となり、慈善事業を展開することで地元の名士と呼ばれるまでの存在になりました。
それにしても、与えられたキャラクターとはいえ、間違いなく「日本人にもっとも嫌われたインド人」が勲章をもらえるとはねえ。
これこそプロレスが市民権を得た、ということではないだろうか?
それと、蛇足というか「何を今さら」ですが、日本でのリングネームを「タイガー・ジート・シン」ではなく「ジェット」と名付けたのは誰なんでしょう? この演出はまさに表彰ものの大殊勲だと述懐いたします。
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▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル
旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
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