2月のグルメキャンプ② ~「友愛の丘」で平和をおもう
2月の2回目のキャンプは先週の土日。26日・27日で京都府城陽市にある「友愛の丘」へ行った。
正式名称は、公益財団法人青少年野外活動総合センター「友愛の丘」。1971年に民間の有志によって青少年のために設立されたという。
50年前につくられたなら、かなり古そうだし、公益財団なんちゃらと付いていたのも気になっていたが、調べてみると我が家から車で30分で行けることが判明。これまで行った中でもっとも近いキャンプ場だ。
もし良い感じだったら、これからも利用しやすいよね、ということで、思い切って予約してみた。
キャンプ場に着くと、まずは受付だが、あとで夫と「人柄の良さがにじみ出てたよね~」と話すくらい、感じの良いおっちゃんが対応してくれた。
サイトは「○○村」と名付けられたいくつかの「村」に分かれていて、その中でさらに区画がある。ただ、「区画」といっても、きちんと線が引かれているというわけでもないし、1区画がとても広いので窮屈さはない。
予約時に指定できるわけでも希望を聞かれるわけでもなく、行くとすでに「はい、あなたたちは『すずむし村』のここね」と決められていた。
オートサイトではないから駐車場に車を停めて、貸し出しのリヤカーや自前のキャリーを使って(あるいは手で持って)自分のサイトまで荷物を運ぶ。
奥のほうの「村」はかなり遠いので大変そうだが、私たちの『すずむし村』は駐車場に一番近く、それも村内で一番広いサイトだったので、ラッキーだったと思う。
ぽかぽかと暖かい日で、ストーブがなくても寒くない。
「満員」だと言っていたが、まだまだ何張りもできるほどゆったりしたサイトでプライベート感もあり、とてもリラックスできた。
キャンプに来るといつも「平和だなぁ」と思う。
昼間から「よなよなエール」を飲みながら、降り注ぐ太陽の光を受け止め、ただただこの平和な時と空間を楽しんでいた。
「暖かくて、お腹がいっぱいだったら、誰も争おうとしないのにね」と私はいつも言う。バカみたいだけど、きっとこれが私の理想の世界。
平和をかみしめながら、同じ空の下で戦う人のことをおもう。
今は、祈ることしかできないのだけど。
今回は、夫がインスタで見た「ハッセルバック茄子」を作りたいという。茄子に切り込みを入れて、間にベーコンを挟み、チーズをのせてホットサンドメーカーで焼くというもの。
「そんなのおいしいかなぁ」と半信半疑だったが、わりとおいしかった。
私は餃子の皮が家に余っていたので、「餃子の皮のラザニア」を作ることにした。
ポイントは、餃子の皮を水で濡らすこと!並べてから水を塗る感じでもいい。この水分で皮がふっくらして、本当にラザニアみたいになる。
これ、めちゃくちゃおいしい!ぜひ家のオーブンでも作ってほしい。
食べながら、大げさでなく20回は夫が「うまっ!!」と言った。
パスタ用のボロネーゼは、「予約でいっぱいの店」シリーズの「ボロネーゼ」がおすすめ。このソースは、うちではパスタ以外の料理によくアレンジする。
キャンプ飯は、「いかに簡単に、洗い物を少なく、おいしいものを作るか」ということが大事だと思うのだが、今回は夫が「メスティンで串揚げやりたい」と言い出した。
衣つけて串に刺して油で揚げるなんて、家でも面倒でやりたくないのに、なぜキャンプ場で……。
そう思ったが、言い出したら聞かないので「じゃあ、自分で全部やってね」と言って任せておいた。
揚がったので「ソースは?」と聞いたら、「あ、忘れてた!」と言う。
まさかのソースなし?!
結局、串揚げを塩で食べることに……。申し訳ないが、正直、いまいちだった。ソースのない串揚げなんて!!(泣)
でも、私も今回、1つ失敗したのだ。
パンとスイーツ作りがすごく上手で、ソロキャンパーでもある一人静さんの記事を見て、「メスティンでフルーツケーキを焼こう」と思った。
フルーツ缶がなかったので、ドライフルーツで代用。洗い物を減らすために、紙のパウンドケーキ型をメスティンに敷いて、固形燃料でやってみた。
結果、火のとおりは悪いし、膨らまないし、ひっくり返した時に蓋にくっついてしまうし……。大失敗。
キャンプでスイーツ作り、難しい!!(特に火加減)
めげずにまた挑戦してみようと思う。
▼「友愛の丘」の情報はこちらから
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