こんな花見酒はいかが?~日本酒初心者にもおすすめの春のお酒~
この時季になると買いたくなるのが「花見酒」だ。
特に「花見酒」と謳っているわけではないが、桜柄やピンクのラベルが春や花見をイメージさせてくれる。
今年の花見酒は上の4本にした。
お気づきかもしれないが、右2本はペットボトルに入っている。
これは東京の「はせがわ酒店」さんのネット販売で購入したものだが、今年もこのペットボトルを待っていた。なぜなら、ペットボトルの商品を購入すると、他の同梱商品も<送料無料>になるというキャンペーンをやっているからだ。
はせがわ酒店さんは、日本を代表する素敵な酒販店さんだが、ネットで購入するととにかく高い。
・送料:1,100円(関西)
・クール便:330円
・カートン代(郵送用のダンボール):220円
合計すると、商品以外に1,650円もかかってしまう。
飲みたいお酒がいっぱいあるのに、いつもこの送料の高さにびびって、なかなか注文できなかった。
しかし、ペットボトルのお酒を買うと、送料(1,100円)が無料!!
昨年も同じシーズンに利用したので、今年もあるんじゃないかと思って待っていたら、やっぱりあった!
▼今年は3月27日(日)注文まで。まだ間に合う~♪
(利用される方は、同梱本数など条件をしっかりお読みくださいね)
もちろん、送料無料のために欲しくもないペットボトルのお酒を買っているわけではない。
ペットボトルといっても、一般的なペットボトルとは違い特殊な加工が施されていて、香りを保ちつつフレッシュな状態をキープできるのだ。だから、酒質に関しては安心できる。
また、中のお酒も、もともと大好きな酒蔵さんのもの。
●来福酒造(茨城県)「来福 純米吟醸」
●新澤醸造店(宮城県)「あたごのさくら 純米大吟醸」
それにペットボトルは持ち運びがラクなので、お花見にもぴったり。
軽いし、割れる心配もないしね。
▼対象商品(ペットボトル)はこちらから探してくださいね。
今回、この送料無料を利用し、他にも買いたかったお酒をいろいろと同梱した。
特にこの春、強くおすすめしたいのが、これだ。
●寒紅梅酒造(三重県)「寒紅梅 純米吟醸 HARU うさぎラベル」
この季節限定の商品で、2年前から買っているのだが、とにかくおいしい。特に今年はまたぐっとレベルが上がったように思う。
うさぎラベルだけでなく、この蔵のお酒の特徴は、何と言っても「フレッシュな微発泡感」にある。
こういう“イマドキのお酒”を飲んだことがないという人は、開栓しただけでびっくりしてしまうんじゃないだろうか。
シャンパンほどではないが、ポンと勢いよく栓が開き、口に含むとやや微発泡を感じるのだ。でもこれは後でガスを注入しているわけではなく、酵母の発酵による自然なもの。だから炭酸のように強くピチピチするわけではなく、程よいフレッシュ感を味わえる。
また、穏やかな香りと軽い飲み口で、キュートな米の旨みはまるでラムネのよう。嫌なベタッとした甘みは一切ないので、すいすい飲めてしまう。
開栓仕立ては、お酒がやや固いので、私のおすすめは開栓後3日目くらい。もう開ける時にポンとはいわないけれど、その分、味が落ち着いてさらにおいしくなっていると思う。
「日本酒は辛口だろ」とか「燗酒じゃないと!」という人には合わないと思うが、そんな日常的に日本酒を飲み慣れている人じゃなくて、
「日本酒を飲んでみたい」という初心者の方、
「前に日本酒を飲んで、おいしくなかった」という悪い印象を持っている方、
ぜひぜひこのお酒にチャレンジしてほしい。
逆に、これを飲んで「日本酒、無理~」と言うなら、もう私からは何も勧めるものがありません(笑)。
ちなみに、このうさぎラベル、去年までは別のうさぎちゃんだった。
そう、耳が垂れている種類のうさぎだったのだ。
なぜこんなマニアックなうさぎにしたのかと不思議に思い、2年前、寒紅梅酒造へ取材に行った時、蔵元の増田専務にお聞きしたところ、ご自宅で飼っているうさぎちゃんがこの種類だったとか。
ただ、「一目でうさぎってわからないんですよね……」と悩んでいらっしゃった。
「アザラシ?」とか「犬?」と言われるらしい……(うん、確かに)
で、今年見たら、「ザ・うさぎ!」とでも言うようなうさぎになっていたので、やっぱりわかりやすく変えたんだなぁと。
たれ耳うさぎちゃんも可愛かったが、今年のわかりやすいうさぎちゃんのほうが、パッと見た瞬間のインパクトは大きいかも。
そして、ジャケ買いでもがっかりさせない、ラベルのイメージ通りのお酒というのが素晴らしい。
花見酒のつもりが、桜もまだ開花していないというのに、あまりにおいしすぎて、我が家の一升瓶はすでに残りわずかとなってしまった。
京都にも売っているお店があるので、週末、もう1本買いに行こうと夫と話している。(今度は花見までもたせるぞ!)
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