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ロック史#7 : ハードロック/ヘヴィメタル


サムネ1人残らずロン毛かよ笑


最初にちょっと余談から。

勉強中に聞くasync、めっちゃ集中できた。
ありがとう教授。


投稿ペース激落ちです。

前回はこちらから。


70年代に入るとロックはより多様な進化を遂げ、同時期に多くの新ジャンルが登場しますが、今回はその中で最も激しい音楽を取り上げます。


ハードロックとは


ハードロックの特徴は
・声を張り上げるようなボーカル
・歪んだギターが曲の中軸
・大音量と激しい演奏

ハードロックとヘヴィメタルの違いは曖昧で、HR/HMと括って言うこともあるので、同じものだと思って大丈夫でしょう。

先駆けは、これまたビートルズ(異論認める)。

『ホワイト・アルバム』発表以前からクリームジミヘンが台頭していたし、誰が最初に発明したのか、というよりは自然に出来上がったもの。まあ、だいたいのジャンルそうか。


3大ギタリスト

左 : Eric Clapton (1945-)
中央 : Jeff Beck (1944-2023)
右 : Jimmy Page (1944-)

ギターが中心になるハードロック界では勿論ギタリストの実力が重要視されます。

日本で言われる3大ギタリストは

エリック・クラプトン
ジェフ・ベック
ジミー・ペイジ

である。(ジミヘンは…?)
3人とも在籍していたヤードバーズ凄い。

ギターの神様ことクラプトンは、デレク・アンド・ザ・ドミノズなどいくつかのバンド参加を経て、ソロアーティストとして成功を収めます。


昨年惜しくも亡くなったベックは、ロッド・スチュワートやロン・ウッドらとジェフ・ベック・グループを結成し、ボーカルとギターのW主人公という形を作り上げました。

↑これ好き。

ペイジは後で出てきます。


ディープ・パープル

Deep Purple (1968-1976, 1984-)

(※本シリーズ、メンバーは写真左からの紹介で統一しています)
ロジャー・グローヴァー (ベース)
リッチー・ブラックモア (ギター)
イアン・ギラン (ボーカル、作詞)
ジョン・ロード (オルガン)
イアン・ペイス (ドラムス)

他時期の主要メンバー
ロッド・エヴァンス (ボーカル)
デイヴィッド・カヴァデール (ボーカル、作詞)
グレン・ヒューズ (ベース、ボーカル)

英国出身、70年代に入りハード路線に変更。
世界一と言われる大音量での演奏や速いテンポの楽曲など、ハードロックの形を構築しました。

メンバーにハモンドオルガン担当が居るのも大きな特徴でした(ギターと同等の活躍ぶり)。

代表曲「Hush」「Black Night」「Speed King」「Highway Star」「Smoke on the Water」「Burn」など。

リッチー・ブラックモアの速弾き、リフ作り、立ち回り、どこを取っても巧み。


レッド・ツェッペリン

Led Zeppelin (1968-1980)

ジミー・ペイジ (ギター)
ロバート・プラント (ボーカル、作詞)
ジョン・ボーナム (ドラムス)
ジョン・ポール・ジョーンズ (ベース、鍵盤)

英国出身、説明不要の隙なしウルトラスーパー実力派4人組。全員漏れなく神。
どのアルバムも教科書並みのクオリティ。

ブルース影響下の重厚なサウンドで、ハードロックを確固たるジャンルにしました。

代表曲「Good Times Bad Times」「Whole Lotta Love」「Immigrant Song」「Black Dog」「Rock and Roll」「Stairway to Heaven」「Kashmir」などなど。

名バンドに名ギターリフあり。
ペイジのプレイのカッコ良さって異常。
ロバートのハイトーンボイスも革命的。

ブラック・サバス

Black Sabbath (1968-2017)

ギーザー・バトラー (ベース、作詞)
トニー・アイオミ (ギター)
ビル・ワード (ドラムス)
オジー・オズボーン (ボーカル)

他時期の主要メンバー
ロニー・ジェイムズ・ディオ (ボーカル)
イアン・ギラン (ボーカル)
コージー・パウエル (ドラムス)

英バーミンガム出身、ヘビメタに限らず、ドゥームやグランジなど後々のジャンルにも影響を与えた開祖的存在。

スタジアム的、大衆的な上述の2組に対して、ダークでオカルト的なサバスも、ロックの新たなスタイルを打ち立てました。

代表曲「Black Sabbath」「N.I.B.」「War Pigs」「Paranoid」「Iron Man」「Children of the Grave」など。

オジーのカリスマ性と、アイオミの重々しいギターサウンドは随一。


エアロスミス

Aerosmith (1970-)

ジョーイ・クレイマー (ドラムス)
ブラッド・ウィットフォード (ギター)
スティーヴン・タイラー (ボーカル、作詞作曲)
トム・ハミルトン (ベース)
ジョー・ペリー (ギター、作曲)

アメリカ東海岸出身、上述3組より売れるのは遅いですが1番息が長く、日本でも人気の5人組。

ルーツ音楽とハードロックの架け橋となり、5人のバランスが良いから、泥臭いけど洗練されている。

代表曲「Dream On」「Sweet Emotion」「Walk This Way」「Angel」「I Don't Want to Miss a Thing」「Jaded」など。

↑もっと知られても良いと思う、この偉業。



今回は取り急ぎここまで。

次はプログレにするかグラムにするか迷い中。


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