深く学べた2023年(ピアノ練習日記)
今年は、占いで「遠慮しないで行動!」とあったので、それを信じていろいろチャレンジしました。
年の初めには何の予定もなかったけれど、たくさんのチャンスに恵まれた1年だったと思います。
・久しぶりに人前で弾きました。7月の実技検定は緊張で思うように弾けませんでしたが、8月のアマチュアの音楽会はリハーサルがあり、本番では落ち着いて、楽しんで弾くことができました!
・その後、今度はホールで個人練習をするという機会がめぐってきました。初めてのことだったので、単純にいつもと違う場所で弾けるのを楽しみに向かったのですが、実際に体験してみると、ホールに置かれたピアノの音と、演奏のためにつくられた特別な空間の響きから気付かされることが本当にたくさんあって。
舞台にあがって1人で弾くことには苦手意識がありますが、ホールでしか学べないことがあるんだなあ、これがホールで弾く意味なのかな…と思いました。
・以前は、あまり知られていない小品を動画として形にすることに意義を感じていたのですが、最近は自分の演奏技術や表現を磨くほうが楽しいです。(なんだか、筋トレが好きな人に似ているかも?)さらに、このごろは曲を探すことすら面倒になってしまい(=何を弾いても楽しいということ!)、曲集から選んでやるのが楽だなあ、なんて…。
<今年取り組んだ曲>
イベール:15のイマージュによる小組曲(1~4月)
ラヴェル:ソナチネ第2楽章(5~8月)
D.スカルラッティ:ソナタK.156(5~8月)
ツェルニー:125のパッセージ練習曲(8月)
ツェルニー:50番練習曲 4〜8(通年) 9を練習中
D.スカルラッティ:ソナタ集(秋頃〜)
J.S.バッハ:コラール集(通年)
J.S.バッハ:平均律1-2(11月〜)
・そして今年はいろいろと幸運が重なり、チェンバロを習い始めました!年の後半で曲を仕上げなくなったのは、こちらの練習に時間を割いていたためです。
チェンバロでは基本のタッチ、時代にあわせた演奏の仕方、そして通奏低音を習っています。全部すごく難しくて、面白い!!私が知りたかったことは、まさにこれ!というのを全部教えてもらっている感じがします。特に通奏低音には苦労していますが、始めてから半年たって、数字を読んでなんとなく弾けるようにはなってきました。
ちなみにチェンバロで習ったことは、ピアノでスカルラッティを弾く時に応用しています。スカルラッティを弾くのがますます楽しいです。
来年も今やっていることを楽しみつつ、ロマン派や近現代の曲もバランスよく弾けたらいいなと思います!
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