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#183 自分の曲でセルフライナーノーツでも書いてみようとかいうイキリ連載【第1回 / NO SCANDAL!!】


はい、タイトルのまんまです。
自分が作った曲について自分で語るというイキリ企画でございます。
まぁ、Note始めたての頃にもちょっとやりましたけど、4年も経ったし改めてという事で。

という訳で自分で作った曲について勝手に自分で書こう企画、今回は「NO SCANDAL!!」です。


それこそ4年前に作ったんですよね、これ。
2020年の頭ですか、白石麻衣さんが乃木坂を卒業されたんですね。別に乃木坂ファンという訳では無かったんですけど、色んな記事でやたらと「ノースキャンダル」という単語を目にして。いざ完成してみれば別に歌詞も白石さんに準じたような内容では全ッ然ないんですけど、とにかくもう「ノースキャンダル」ってタイトルの曲を作りたくてたまらなくなっちゃったんですよね。フレーズというか、響きが良くて。4年前のNoteを見たら思いっきりその事も書いていました。

…で、それが、ね。またトレンドワードになったという事で。詳しくは語りませんが。
ただ、この曲ってなんやかんやで自分の楽曲ストックもだいぶ貯まってきてるんですけど、今までに自分が作った曲の中でトップ3には入る手応えがあってかつ好きなんですよ。そしてよくよく考えれば、上で書いたように言わばこの曲は白石さんの卒業発表をきっかけに作った曲だったりする訳ですわ。歌詞の中身全然関係ないくせに。
そんな事もあって、報道を見た直後からこの曲のリリックビデオっぽいものを作ってみました。歌詞も転載しておきます。


【歌詞】

どっかで聞いたイズムとやらに在るべき姿がないとして
それがどうした、なるようになるさ!運任せの世で百舌が鳴く
「毒を食らわば皿までかじれ!」そう言われ育ち、生きてきた
今更なにを躊躇えばいい?その声する方で虹を見る

I seek meaning of life どこかで
疑い続ける瞳に殴りかかる夢を見てる

ようこそ、ここは現代社会(ユートピア)
掴んだ手は放さぬよう…
足跡は雨に濡らされ
やがて色を変えるだろう
ようこそ、ここは現代社会(ディストピア)
真実に満ちていても
今宵は百鬼夜行が奏でる
High Resolution Nocturne No.X

「噂の海に溺れそうなの。手を差し伸べて!ねぇ、助けてよ…」
そう言われても見殺しにすりゃお前の場所に明日、俺がいる

自覚も無く売り歩いた
歪んだ恋と劣情に重ねて時代を作る

スキャンダラスに生きても
決してそうじゃないとしても…

スキャンダラスな真夜中
俺は酔いを抱き締め
微睡に消える愛憎
その全てを思い出すの
The password is always "異愚脳"
Tongue & Lever が意志(こころ)を持つ頃
それを君が「最期の恋」だと呼んでも
もしも君が嗤われようとも
Can not anything anymore…



以前に友人に聴いてもらった時に「ノースキャンダルって言うくらいやから『アイドルは恋愛しないで(´;ω;`)』みたいな曲かと思ったら全然ちゃうやんけ!」って言われるという事案も発生。確かに恋愛スキャンダルをどうこうじゃなくて、完全に近代のSNSだとか、恋愛に限らずタレントvs記者だとかなんだとか…的なテイストの歌詞になったかなと。我ながら2番の「自覚も無く売り歩いた 歪んだ恋と劣情に重ねて時代を作る」なんて当時22歳でよう書いたなと自画自賛したい。普段からサッカーブログと書いていますけど、個人的にこの曲の歌詞は自分の文体の特徴とか癖やら嗜好が一難強く出てるんじゃないですかね。終盤のダブルミーニングもりもりタイムは考えながら楽しかったです。

曲に関しては、スタートはAメロ、最初に「どっかで聴いたイズムとやらに在るべき姿がないとして」の部分から思いついたので、そこからアコースティックギターで大体全部サクサク作れました。ラスサビの前は完全に自分に酔っています。大体曲なんて自分に酔って悦にでも浸らんと作れねえや。
ギターよりもブラスが目立っていますけど、最初はサビの後ろのメロディもギターで作っていたんですよ。ただBメロでちょっとアクセントとしてブラス使ってみたらめちゃくちゃ気持ちよかった。ブラスアレンジは1回やってみたかったですし、良い感じでリフっぽいイントロも思いつけたので、もう前編ブラスをメインに編曲した…って感じですね。ベースラインも結構好きなんですけど、弾けと言われたら絶対弾けないです。全部打ち込みだし。

やっぱり自分の中で、この曲とサブスクで配信している「Tokyo Generation」は結構2トップ級というか、なんとかどうにかしてバズらせたい気持ちがあるんですよね。表に出すならこれ!というか。なんとか回らないかなぁ…とか思ったり。
Tokyo Generationはどちらかと言えば実体験というか、東京五輪前後のあれこれを見て感じた事の羅列みたいなものがテーマなんで、より趣味嗜好とか、ものの見方とか、あとは性格要素が強いのはこちらの曲でしょうか。歌詞の話に戻りますが、この曲の歌詞の裏テーマは「最終的に誰の味方をする視点の曲なのかわからない」みたいなところでもありますし。

いやはやほんと、暇な時にでも聴いてやってください…。

あとついでにTokyo Generationも下記のサイトで配信してるんで聴いてやってください。多分これも夏くらいにセルフライナーノーツ書くかな…。

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