悶々とする家紋
私は家紋には、まったく詳しくはないです。でも、このような考えの地域や家風もあって、良いと思います。と、言う事を知っていただければ、うれしいです。
そもそも着物についてる家紋は、私の住むんでいる地方ではこだわりは無いひとが多いです。
私の嫁入りに持たせた色無地は、桐の紋でした。母が言うには、婚家の紋がわからないから、桐で良いと言います。
義理の母に聞いてみた所、「桐でいいでしょ」と、あっさり。
私のお着物レジェンドYさん、曰く、
「結婚式とか紋を間違えると、大変よ。
桐の紋だとレンタルなの?っていわれる。」
とのことで、同じ地域でも、家を重んじる家系だと、そうなるのだな〜。と勉強になりました。
そもそも、家を重んじる地域ではないのです。私の母方の祖母は、こともあろうに、家系図を捨てた。と母から聞きました。祖父の先祖は新潟で、その家系図があったようなのですが。
私の祖母は平素優しい、お祖母ちゃんなのですが、「全捨てスイッチ」が入ってしまうと何でも捨てて、家を綺麗にしてしまいました。今、流行りのミニマリストでしょうね。
崖の上から、亀の甲羅の化石を捨てた。と言う豪快な話もあります。けっこう大きいサイズの物っだたようで、それを知った、近所の人が拾いに行ったらしい。と母が言ってました。そんな豪快な祖母が好きでもあり、不思議でもあり、、
私の住む地域は、故郷を追い出された、或いは、故郷を捨てた人間達の集まりなのです。きょうだいが、父方の祖父に生前、
「おじいちゃんのおいじいちゃんて、どんな人?」と、聞いただけで、祖父の機嫌が悪くなり、父から怒られたエピソードがあります。
話が、ずれました。
そんなわけで、由緒正しいお家柄で、先祖の歴史を聞いても怒られない環境の方は、家紋や家系図を大事にして下さい。
お家の正しい紋は、お墓に行くとわかります。着物が好きになって、改めて、
「うちの紋は、これか〜。」
と、びっくりしました。氏名からネットで探した紋と違っていたからです😅
Xで、有識者の方が、YouTuberの方の紋の知識を浅い。と批判している方を見かけたのですが、できればnoteとか、書物にしていただけると嬉しいです。手に握った宝物も、そのうち腐ってしまいます。
甥っ子が、修学旅行の土産物で家紋のハンカチを買ってきたそうです。とても、意外でした。ぜひ、若い子に達に、家紋の歴史や文化を伝えて欲しいです。
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