もし本の再販制度がなかったら
こんにちは〜😊青野です。
私は、小学校の図書館で、有償ボランティアで司書を4年していました。
それで、今頃気がついたことが。トーハンで買った本って、返品できたのでは?ってことです。なるべく、重複は避けるように選書リスト作っていたのですが、60冊に1冊ぐらいですが、同じの買っちゃた〜。と言うミスがありました。
何かと、話題になる本の再販制度なのですが、この仕組みをどう変えたら、よくなるのか、あまり議論されていない気がします。
よく考えると、凄い制度です。本は全国一律同じ値段。3ヶ月売れないと返却できる。
もし単純に、本屋さんは全部買い取ったものを売ることになれば、売れないリスクは小売がとることになります。
これから、トラックドライバーさん達が高齢になって引退し、働き方改革が進むと、送料は確実に値上がりします。ガソリンも高いです。
送料もガッツリ上乗せされれば、東京で売られる本が1500円で、沖縄、北海道は2500になるのかな?
そもそも、本の送料って、だれが負担しているの?考えれば考えるほど不思議です。
取り次ぎが無ければ、図書館の本の仕入れは、1冊づつ、出版社に注文することになるのでしょうか?公立の図書館司書さんが出版社ごとに取りまとめて、注文するのか?
書店も各出版社に、問い合わせして、注文することになります。
本を出版する側も、確実に売れる本しか出版しないのであれば、インフルエンサーや有名人、大学の先生など出版する人を限定することになるでしょう。
一般人は、クラファン出来る人のみの受注生産になるとか。
図書館では、取り次ぎ店の展示会で、児童書や絵本などのを年に一度選書する機会がありました。まとめて見ることが出来るのと、特殊な絵本(大型絵本)や紙芝居などが豊富で、便利でした。
再販制度より、より良い仕組みが出来ると良いのですが。出来るのかな?
野菜や魚のように、地産地消する?
クリエイターや出版社のない地域は、紙の本が読めなくなる、、。そんな未来はどうなのだろう?野菜や魚は、鮮度という価値がありますが、本はそこまで鮮度は求めないし、、。
Kindle版で買って、自宅の印刷機で、印刷するのか。街の書店で、高性能な印刷機を置けばよいのかな?
学校の教科書は、どうなるのだろう?
3月になったら、高性能印刷機に子ども達の長蛇の列が出来るのか?
子どもが学生のころ、指定の本屋さんに行くのも、土地感の無い地域で、日にちが2,3日とタイトなので、気を使いました。親子でドキドキしました。
妄想だらけで、とりとめの無い文章になってしまいました。賢いそこの、あなた。出版業界に詳しいあなた、noteに記事を書いて、私に教えてください😊
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