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「ぼくの世界」・6日目 [2022年1月7日]・ガリレオに関する「1564」


今日の数字:ガリレオ・ガリレイに関する「1564」


1610年1月7日は、ガリレオ・ガリレイが木星の衛星「イオ」「エウロパ」「ガニメデ」を観測した日。

この3つの衛星は「ガリレオ衛星」と呼ばれたりする。

ガリレオ・ガリレイは「1564」年、イタリア・トスカーナ州ピサで生まれた。


今日ぼくは

数字の「1564」を手に入れた。

ぼくは、世界に

40 x 39 = 1560 個のセルを並べた。

「4」余ったので、取っておくことにした。

* * * * *

今日ぼくは、世界に色が無いことに気が付いた。

それでぼくは、色を創ることにした。

チューブ絵の具(赤)

これが2022年1月7日の「ぼくの世界」。


今日の貯数:4


ぼくは夢見る。
もっともっと、いろんな数字を手に入れたなら
ぼくの世界は
どんどん、どんどん、どんどん
広がって行くのだろうか。
明日はどんな数字が手に入るかな。


どうも。「N」です。

ちょっとだけ、ひとりごとをつぶやきます。
「ぼく」に聞こえないくらい小さい声で・・・

ガリレオは「ピサの斜塔実験」を行ったという有名な逸話がありますよね。彼はピサが地元だったんですね。

あまりに有名過ぎてどんな実験だったか忘れがちですが、これは「物体の落下速度は質量に比例しない」というもの。

つまり、重いものほど早く落下したりはしない。

『アリストテレスが「重いものは軽いものより早く落下すんじゃね?」と言ってるが、それは間違いだよ』ということを実験したかったらしい。

実際は空気抵抗とかあるし、直観的にはアリストテレスっぽく考えたくなるのは、ダーウィンの「キリンの首」と同じような現象ですね。

〈キリンが高いところの草を食べようとして必死に首を伸ばした結果、キリンの首が長くなった〉ってダーウィンも進化論で言ってるだろ。
だから俺も筋肉をムキムキにして〈人類ムキムキ化計画〉の一翼を担うのだ!

というような勘違いが、結構最近まで払拭されなかったらしいです。

しかし、今では皆さんご存じの通り、獲得形質(頑張った個体の一代きりの特徴)は(普通は)遺伝しません(※)。

進化は、おもに「突然変異」と「淘汰圧」によってコントロールされているそうです。

つまり

■たまたま首の長い個体が、キリンという生物種の中に常に一定数いた(突然変異)。

■環境が変わらなければ、そのまま、首短キリンの中に少数の首長キリンが混ざっているだけの状態が続く。

■環境が変わって食糧難になった時、首長キリンは生き残り易かった(淘汰圧)。

キリンが頑張って首を伸ばしたわけではない、と。

〈人類ムキムキ化計画〉は無理でも、素敵なパートナーをゲットできるかもしれないので、筋トレのメリットは(場合によっては)ありそうですが。

※最新の研究では一部の獲得形質は遺伝することがあるらしいです。逆に「なんで?」って思う。不思議ですね。



■「ぼくの世界」のご案内

「数字」と「ドット」でつづるイラスト・ストーリー・シリーズ
「ぼくの世界」へようこそ!

「ぼく」は「N」から、その日にちなんだ「数字」をもらいます。

「ぼく」はその数字の分だけのセルを並べて描画エリアを作り、そこにドットを描いて世界を広げてゆくことができます。

四角形のエリアを作った時に余った数は、「貯数」して足りない時に使います。

始まりはたったひとつの点。
日々、数字を獲得して
どんな「ぼくの世界」を創ってゆくのか。
「ぼく」も「N」も試行錯誤中。

どうぞ、お楽しみに!


■ちょっとルール改定

数字によっては、ちょうど四角形になるエリアが作れないので、どうしようか悩んでました。

前回までは、エリアに〈欠け〉を作ったりしてましたが、いまいちスッキリしない。

で、今回から「貯数」というルールを導入してみました。
余った数を「貯数」して、足りない時にそこから補填する方式です。
これはもう、単純に「N」の都合です。スイマセン。

「じゃあもう、何だっていいじゃん」と言われると身も蓋もないので、どうかご容赦ください。

データ量繰り越しみたいなものだと思ってもらえれば・・・。

また、別な方法を考えついたら変えるかもしれませんが、しばらくこれでやってみますので、どうかお付き合いくださいませ。




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