「しびれ・痛み」は「頭痛・腹痛」に並ぶ医者泣かせだと思います。実に難しいのですが、漢方で少しでも対策法を増やしていければと思って勉強しています。
「甘いものが止められない」とお悩みの女性は鉄欠乏女子(テケジョ)である可能性があります。鉄欠乏の改善をすると実際に「甘いものがそれほど欲しくなくなった」となってきます。
甘いものを食べすぎることもニキビの原因とも言われます。甘いもの欲求が強いのはたんぱく質・鉄不足、そして甘いものは腸内環境を悪化させ、悪循環が続きます。
今年も暑い時期は長く続きそうです。長く暑い時期を乗り越えるためにも今から対策をした方が良さそうです。
尿管結石発作の典型例は腰背部痛ですが、結石の引っかかる位置が膀胱に近ければ下腹部痛で発症される方もいます。下腹部痛であると急性虫垂炎との鑑別に悩ましく、医者泣かせでもあります。
血糖値対策では「〇〇を食べない」というネガティブな説明になりがちです。「マグネシウムを含む食材を摂る」というのはポジティブな響きです。
皮ふを丈夫にするのは塗り薬ではなく栄養であることを外来ではお話しするようにしています。
私も「一汁一菜」という考え方を知って、「あ、これでいいんだ」と料理に対してずいぶん気楽になりました。
鉄と同様に身体の土台を支えるマグネシウム。カルシウムは有名ですがマグネシウムのことをご存じでない方は多いです。健康維持のためにはマグネシウムを意識してほしいと思います。
「お酒をやめましょう」というだけでやめられるなら誰も苦労しません。栄養のサポートがなければやめようにもやめられないと思います。
こむら返りやまぶたのぴくつきはマグネシウム不足が大きく関わっています。鉄欠乏女子(テケジョ)にもこれらはよくみられる症状です。鉄欠乏女子(テケジョ)ではたんぱく質、鉄不足の改善に加えて、マグネシウム不足の改善も必要になります。
町医者内科には痛み、あるいはそれに準じた症状の訴えは多くあります。説明の付きにくい症状は抑うつの身体症状ではないか、と考えることを学びました。
漢方薬は内科的な病気に用いる、そして効果が出るのに時間がかかると思われがちです。しかしかぜの治療にも漢方薬を使うとご紹介しているように、漢方薬には即効性があります。やけどのような急いでなんとかしたい時にも漢方薬は有用です。
かぜを引いて仕事を休んだり、その後も咳が続いたりして集中力が落ちたりと、かぜによる日常生活の損失は大きいです。それがしょっちゅうあるならなおさらです。
「健康のために〇〇を摂りましょう」と言うのはポジティブな響きがあっていいのですが、「○○を摂るのはやめましょう」と言うのはネガティブな感じがしてしまいます。精白穀物、砂糖、脂肪分の多い西洋食は美味しいのでなおさら難しいです。
「むずむず」というよりも「落ち着かない感じ」の方が実態を捉えやすい表現のように思います。この「落ち着かない感じ」で不眠の原因になっていることもあります。