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ストレスの行先

お疲れ様です。
今回はバス釣りとは違うお話。

ストレスとは「外からの刺激に対するからだやこころの反応」と医学的には説明されていたりします。
つまり、生きてる以上逃れられないもので、誰にだってあるものってことでしょう。

そして、ストレスは蓄積されていくものとも言われており、蓄積された結果、身体もしくは精神に異常をきたしていくとされています。

怖いですよね。

ただ、ストレスとうまく付き合うことができれば、ストレスをコントロールできればこの被害は最小限に食い止められるのです。

ストレスは解消できます。

趣味や運動、友人とのおしゃべり、食事等、あらゆる方法がストレス解消の手段であるとされています。これらストレス解消の手段は一人一人異なっていて、それぞれにストレスを発散していく手段を選ぶ必要があるのです。

自分は8年くらい前、酒とタバコを辞めました。理由は単純に身体に悪いと考えたからです。
そこから二、三年が経った頃、交通事故にあい、後遺症として左手足に痺れが残ることになります。身体を満足に動かせない日々が約1年続き、リハビリも効果は薄く、今になっても痺れは消えていません。
この頃からストレスが増えてきたと感じるようようになってきました。
そして、明らかに身体と精神に異変が起きてきたのです。消化器系の病気や不調、鬱病と睡眠障害の発症等。
特に鬱病と睡眠障害はなかなか改善せず、大変苦労しました。

ここでストレスの所在について考えてみたいと思います。
以前は酒、タバコ、運動によってストレスは発散され、不調は軽減されてきました。それが酒とタバコを辞めたことで、飲むだけ吸うだけで解消されていたストレスは蓄積されることになったのです。あわせて事故の後遺症により運動が難しくなり、更にストレスの蓄積は加速していくことになります。
そして、発症する鬱病が更にストレスのコントロールを狂わせ、負のスパイラルとなり、いよいよ危機的状態に近づきました。

この状況を打破した過程を簡単に説明します。これは医師からの助言、家族の支え、薬、偶然等、様々要因が奇跡的に作用したおかげでもあります。自分1人では無理でした。

まず、引きこもりとなり、何に対しても何も感じず、何も考えられず、無気力で眠れず動けない状態を少しだけ良くしてくれたのは向精神薬でした。鬱病が発症していると動くことはもちろん、休むことも気を紛らわすこともできず、頭ではわかっているけど、何も対処、対応できないので、薬で少しだけ動ける状態にして、なるべく何かを自分の意思でするようにしました。
ちなみに向精神薬はたくさんの種類があり、自分に合う薬に巡り合うまで半年以上を要しました。
話を戻します。少しだけ動ける時にしたことは自分が好きだったものを食べたり、好きな場所に行ってみたり、バス釣りを始めてみたことでした。

少しずつ、少しずつ自分の中で鬱が、ストレスが、軽くなっていくのがわかりました。
※向精神薬との付き合いは約三年でした。

今思えば、ストレスが溜まるのは必然であり、対処しなかった自分のせいであることは明白です。我慢すればいつかは壊れてしまいます。壊れる時は誰もわからず、突然やってきます。

ストレスは行き先を決めておかなければ迷い、渋滞してしまいます。行き先はたくさんあればあるほどいいでしょう。ただ、行き先は常に通れるわけではありません。通行止めなど色々な障害が行く手を阻むこともあります。蓄積されたストレスはある程度は我慢し溜めることができます。しかし、ストレスは爆発する危険性も秘めています。

年々増加するストレスの要因だらけのこの世界で私達は生きていかなければいけないのです。この世界で生き抜くためにはストレス解消は身につけなければいけないことであり、その方法はあなたを救ってくれるでしょう。

今一度、自分を見つめ直して。

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