京都旅行 2023.5 南禅寺~哲学の道
5月に行った京都旅行の続きです。
青蓮院門跡をあとにして、大文字山に向かうことにしました。五山送り火で知られる大文字山ハイキングがこの日のメインイベント。
青蓮院門跡から登り口まで少し距離があるのですが、タクシーで移動するのでは折角京都に来ているのに味気ない。
ということで、京都で最も好きな場所の一つである「哲学の道」を通って大文字山に向かうことにしました。
青蓮院門跡を出てから、平安神宮方面に向かいます。
平安神宮の大鳥居が見えましたが、そこまで行かず、この交差点で右折して蹴上に向かいました。
蹴上インクラインの下を横断するためのトンネルです。明治21年の完成。
大きな負荷に耐えられるよう内側のレンガは斜めにねじった形で組み上げられています。
「まんぽ」とは小さいトンネルを指す古い言葉なんだそうです。
ねじりまんぽの上のインクラインへ移動。GWの連休後であったためか、人はまばらでした。
ここから疎水沿いに10分ほど歩くと南禅寺の境内にある水路閣に着きます。
この水路閣は、南禅寺境内にある琵琶湖疏水の水路橋です。境内の景観に配慮して架けられたレンガ岩造りのアーチ型の橋脚です。
上部の水路に水が流れる様子も見ることができます。
水路閣から、石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな」で知られる三門へ。
今回は三門からの絶景は眺めなかったのですが、ここで漫才コンビの銀シャリさんがロケをしていました。なんの番組だったのでしょうか。
そして三門のほど近く、塔頭寺院の天授庵にうかがいました。
このお寺は、南禅寺開山の大明国師をまつるために1339年に建てられた寺院です。2つの庭園があることでよく知られています。
まずは方丈前庭の枯山水庭園。
青もみじと幾何学模様の石畳が印象的でした。
そして奥に進むと、南北朝時代の作庭と言われている池泉回遊式の庭園があります。
この日は青もみじがとても綺麗でした。方丈前のお庭に戻り、暫し休ませていただきました。
ここは紅葉がとても美しいそうです。
その時期にまた来ようと思いました。
さて、よい気を十分にいただきましたので、大文字山に向かうことにしました。
南禅寺を後にして、哲学の道へ。
途中で右折して、法然院にも寄りました。
この法然院、鎌倉時代初期、法然上人が弟子の安楽、住蓮とともに念仏三昧に励み、六時礼讃を唱えた草庵が前身と言われています。
茅葺屋根の趣ある山門をくぐると、両側に白砂檀(びゃくさんだん)と呼ばれる白い盛り砂が配されています。この白い盛り砂で水を表わしているそうです。
そして私は、このお寺から見える吉田山方面の景色が好きなんです。
この後いよいよメインイベントの大文字山ハイキングですが、続きは次回へ。
お読みいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?