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2月は決まって味噌づくり♪ そして、味噌づくりから、今の自分の仕事について考える…

息子が生まれた5年前から、2月には自家製みそを仕込むのがお決まりになった。

はじめは大豆をつぶしたり麹とまぜておだんごにするのに莫大な時間がかかっていたのだけれど、

ずいぶんスムーズにできるようになってきた。

1年に1度のこととはいえ、だんだん慣れると手際もよくなってくるものなんだなあ~と感心していたところだ。

味噌づくりに関しては”慣れ”という言葉を使ったが、
自分自身の仕事に関しては、”慣れ”や”上達”ということばは当てはまるのだろうか?

と、ふと疑問に思う。

私は、小学校の教員を通算で7年ほど経験してきた。
その中での自分の業務は、担任が3年、副担任や教科担が4~5年といったところだ。

今年度、新たな職場で、久しぶりに担任復帰を果たした。

自分のクラスがあるというのは、嬉しいというのが私の感情の大半をしめていたが、やらなくてはいけない業務の増加、教員間・児童や保護者との人間関係ストレス、体力的・精神的疲労で夜もまともに眠れない日々が半年以上つづいた。

小学校教員という仕事、担任という仕事は好きだが、
慢性的な睡眠不足やストレス、時間に追われながらその日暮らしで業務をこなすような生活に、”慣れ”ることはあるのだろうか?と疑問に思った。
そして”慣れ”たとして、仕事への取り組み方やストレスに対する処理能力は
向上していくものなのか、先が見えないことがただ不安なのである。

今から9年前、私が小学校教員として人生をスタートさせたF小学校でであった当時の校長にいわれた言葉が脳裏によみがえる。
「好きだというだけでは教員はやっていけない。」
その時の私は、(ぜったいそんなことない!好きだからこそやっていけるんだ!そうでなくちゃ、先生の魅力を見失っちゃう!)と思っていたけれど、
今は、その校長の言葉の意図も頭では理解できる。

好きなだけでは続けていけないのかな…

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