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子供可能性をあ高めるのは親の役目

最近小さな会社の経営に参加することとなり、主に事務処理と情報処理に専念しているのですが、時に子供を送迎する手伝いをすることがあります。

まぁ、そうしたときに時々子供に話しかけることもあるのですが、子供の話し方等を見ていると家庭環境が垣間見られる気がします。

家庭環境特に親の態度が子供に色濃く反映されるのは間違いないでしょう。

言葉使いが荒れている子供もいれば、言葉使いが綺麗な子供もいるわけですね。

とある子供を乗せて自宅まで送り届けるときに、色々と話をしていたのですが、中々当を得た質問をしてくる一年生の子供がいました。

私自身は、子供が一年生であっても六年生であっても子供である故に訓導すべきところはあるとしても、基本的な考え方に己の芯が通っているような子供には関心を持って聞くようにしているのですが、中々聡明な子供で、私の持論でもある、「考える癖を付ける」と言うことを、子供向けに伝えていたのですが、話をしていて受け答えがしっかりしているわけですね。

「判らないことあったらどうする?」

「そのときは、まず自ら考えるんだよ。考えて考えて考えて、自らの答えを出してみる。」

「それでも、判らなかったら、判らないところを友達に聞いてみる、友達に聞いて判らなかったらお父さんに聞いてみる。」

「それでも、判らなかったら、学校の先生に聞いてみる、それでも判らなかったら自ら調べてみる」

そんな風にすれば良いよと言ったわけですが。

子供なりに理解したのか、「お父さんに聞いてみる」と言う言葉に、この子は賢い子供だなぁと感じたわけですね。

もちろん運転中でしたし、後部座席に座っていますので顔の表情を見たりしたわけではないのですが、声のトーンや、雰囲気でその子供の心境を理解するようにしていますので。
この子供のお父さんもきっと優秀なんだろうと思えたわけです。

子は親の鏡とよく言ったものですが、子供のさり気ない仕草や、行動、言動などは子供に伝わるものです、理想的な子供を育てたいというのであれば、まず親自身が自らの理想系を描いてそれに邁進していくことで、自ずと子供は親を真似ると思えるわけです。

子供が偏差値の高い学校に行かせようと思うならば、勉強しろと言うのではなく、自らが勉強する姿勢を示す。

これが大事なのではないかと思うわけです。

子供は汚れがない故に、純粋に物事を見ることができますし、それ故に物事の本質に最短距離で辿り着けるものなのです。

そんな気がします。

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