#20 労働環境

こんにちは。みゅんです。

先日、X(旧Twitter)を見ていてふとこんなポストを見つけました。
「私はこれが理由で退職した選手権お願いします。」
おそらくこの記事を読んでくれている方の中にもご存知の方が多いでしょう、現時点で約190万人のフォロワーがいる、坊主さんのポストです。
このポストを見つけた時、私はそのポストへのリプライを見ずにはいられませんでした。

私は新卒で入社した会社を3年で退職しました。
4年目以降は現在の会社で働いています。
職種は変わっていませんが、労働環境はかなり違います。
前職はかなりブラックな会社でした。
職業柄定時に帰れることは少ないのですが、その点は入社前から覚悟の上でした。
最初に会社への不満が湧いたのは、ボーナス支給日に給与明細を見た時でした。
新卒は貰えるボーナスが少なめというのはある程度覚悟していましたが、それにしても衝撃的な安さでした。
実家に帰った際に母親に伝えた時も、母親はかなり驚いていました。
それに加えて、人間関係や経営状態の悪さなど、働いていくにつれてそのような面がどんどん見えるようになり、2年目の夏頃から少しずつ転職活動を始めるようになりました。

2年目は転職活動が思い通りに行かなかったため、3年目を迎えました。
そこで、決定的な出来事が起こります。
新卒3年目の自分に、所属していた部署の主任を任されたのです。
当時25歳、当然部署内の年齢層では最も若い部類に入ります(実際、下から2番目でした)。
それにもかかわらず、主任に。
聞いた話によると、年齢的に上位の層は管理職と揉めた過去があり、人間関係の問題で自分が配置されたとのことでした。
これで昇給するならまだしも、給与は新卒時からほとんど変わっていませんでした。
当然、主任手当のようなものもありません。
これが決定打となり、3年目に何がなんでも転職先を決めようと決意しました。
そして、2020年1月21日。
選考を受けていた都内の会社から内定をいただき、無事に転職を成功させることができました。
上層部は私に期待をしてくれていたようでした。
主任を任されたのもそうでしょうが、2年目の時にも会社のパンフレットやホームページに私の写真とインタビューコメントが掲載されていました。
なので、退職届を持参した際にはかなり驚いた表情をされました。
直属の上司は人間的にはとても良い方だったので、退職届を手渡す際には少し緊張しましたが、このタイミングで退職したことは賢明な判断だったと思っています。

あれから4年。
今の会社も決してホワイトとは言えません。
ですが、最初に漆黒レベルのブラック企業を経験したからか、「前のに比べれば全然マシだ」と思えます。
実際全然マシですし(笑)
世のブラック企業を辞めずに働いている方々には、自分の体を第一に考えて無理せずに仕事をしてほしいと思います。

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