収穫時期

「練習とは、自分の仲間を強くする作業のこと。」というのがトライフォースのコンセプトのひとつです。なので練習したか否かというのは自分の仲間を強くする作業をしたか否かとおなじ意味になります。

春の入会キャンペーンでけっこうなメンバーが新規で入会してくれたので今年もまたそのコンセプトをみんなと共有する時期がやってきました。スパーリングに参加できるようになってきたあたりの白帯会員さんが、本気で取っ組み合っても先輩に全く歯が立たなくてどよーんとしてくる時期になってきたという意味でもあります。

直接的な意味では先輩が手取り足取り後輩を育てることになりますが、それでは後輩は先輩を強くする作業をできず一生練習できなくなるわけです。なので、後輩は先輩とのスパーリングで自分が必死に事前準備してきた展開や練習結果を提示するべきだし、それに対して先輩は自分が練習してきたその展開に対する解答を提示するわけで、できるだけたくさんそのやりとりをできるようになると実りのある練習となるわけです。一生懸命練習してきたところがあっさり攻略されたら悲しい気持ちになるのは当然ですがそれを腐らず楽しめるようになるといいですね、という話を会員さんたちとする時期が巡ってきたというはなしでした。

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