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最強のブラックジャックカウンティングツールを作った(体験版あります)

はじめに

ブラックジャックがカジノゲームの中でで最もプレイヤーに有利で、時には期待値(RTP)が100%を超えることもあるというのは皆さんご存じだと思います。そしてその期待値が100%を超えているかどうかの指標として、カウンティングシステムがあります。後で詳しく述べますが、このカウンティングシステムは正確性に欠けるものです。
つまり、通常のカウンティングを使っても期待値が100%を超えているかどうかは正確には分からないし、期待値に準じて最適な掛け金を決定することも不可能という事です。
もちろん不正確とはいえ、通常のカウンティングを使えばある程度は正しい期待値を導き出せるのはそうです。しかし、そんな不正確な状態でブラックジャックをプレイするよりも、プログラムによって導き出された正確な期待値に基づいてプレイする方がより多くの利益を生み出せるのは間違いありません

そこで、現代のコンピュータの力をフルに活用し、正確な期待値と最適手、最適なベッド額を計算できるカウンティングツールを作成しました
その名も「ブラックジャックカウンティングマスター」、略して「BJCM」です。

注目してもらいたいのが、右下の部分です。"+0.736%"と表示されていますが、これは現在の期待値を示しています。本ツールはデッキ構成に基づいた正確な期待値をリアルタイムで計算することで、最高効率でブラックジャックをプレイすることができます。

とりあえず説明は良いから使ってみたいという方の為に、先に体験版のリンクを置いておきます。Windowsで動作します。

BJCM 1.5.1.zip

私が確認した限り、正確な期待値計算を実装した実用的なカウンティングツールは他に一つもありませんオンリーワンです。自信を持って本ツールを使用してブラックジャックをプレイするのが最も効率が良いと言えます。

なぜカウンティングは不正確なのか

詳しくはリンク先の記事を読んでください。簡単に内容を要約すると、従来のカウンティングシステムでは数学的に限界があり、その限界を突破することができません。つまり、完璧に期待値などを予測することが不可能だということです。実際に何が問題になるのか具体例を挙げて説明しようと思います。

期待値予測の不正確性

期待値計算に優れたカウンティングシステムとして、GriffinUltimateというカウンティングシステムを選定しました。GriffinUltimateは、期待値予測の指標であるBCが最大値の1となっています。このGriffinUltimateのTCとBJCMで計算した正確な期待値を比較します。

Griffin Ultimate

一つ目の例として、こんな二つのデッキがあるとします。(8デッキ6カードチャーリーでベースの期待値は99.47%です)

ブラックジャックのデッキの中身を表す表

デッキAもBもトゥルーカウントは+0.8ぐらいになっていますが、デッキAの期待値は-0.085%、デッキBの期待値は+0.004%となっています。同じトゥルーカウントのはずなのに、0.1%近くも差があることが分かると思います。デッキBのように、中身に偏りがあるとプレイヤーに有利になることが分かると思います。

二つ目の例として、実際にブラックジャックをプレイしていて登場したシューを紹介します。

ブラックジャックのデッキ

トゥルーカウントが+0.5しか無いのに、期待値は+0.25%もありました。7が極端に少なく、6が多いことが期待値に非常にいい影響を与えていると考えられます。この後、このシューはトゥルーカウントが0.8以上になることはありませんでしたが、期待値は+0.5%前後を行ったり来たりしていました。このようなデッキ構成はおおよそ5~6回に一回ぐらい来る印象です。

通常のカウンティングシステムでは、2が出ようと3が出ようと4が出ようと大体同じくらいのプラスカウントが付くはずです。ですが、2,3,4が均等に5枚ずつ出るのと、4だけが15枚出るのでは話が違うのは明白です。このように、従来のカウンティングシステムは細かいデッキの偏りを検出できないという限界があります。

プレイの指標として不十分

皆さんご存じのベーシックストラテジーは、あくまでも初期状態のデッキに対して計算されたものであって、デッキの構成によって最適なストラテジーは変化していきます。
例えば、ディーラーが4でプレイヤーがハード12の時、8デッキのベーシックストラテジーではスタンドとなっていると思いますが、なんとこの状態からTを3枚引くだけでストラテジーはヒットになります。このように、僅かなカードだけでもベーシックストラテジーが最適解で無くなってしまうほど、ベーシックストラテジーは不確実なものです。
そこで良くあるのが、カウントを組み合わせたストラテジーです。これはある程度改善はされているものの、完璧には程遠いです。
カウンティングシステムに対する性能指標としてPEという物があります。最大値は1で、高ければ高いほど正確なプレイの指標となります。しかしながら、従来のカウンティングシステムでのPEの限界は0.7ぐらいだとされています。つまり、カウンティングだけをプレイの指標にしていては完璧なプレイを行うことはできないということです。
BJCMで検証したところ、17以上のハードハンドを常にスタンドしているだけで期待値が約0.1%も減るほど、ストラテジーは状況状況で変わるものです。事前に用意されたストラテジーだけでは、大きく期待値を下げてしまいます。

BJCMが最強な理由

通常のカウンティングがいかに不正確なのかというのはお分かりいただけたと思います。
ブラックジャックカウンティングマスターは、現代のコンピューターをフルに活用し、完璧な期待値計算、完璧な最適手計算を行うことで、従来のカウンティングの限界を突破しています。
BJCMは、デッキ構成に基づいた正しい期待値を計算できるので、どのようなデッキの偏りも評価することが出来ます。そして、どのようなデッキ構成に対しても最適手を導き出してくれます

BJCMの欠点

正確な期待値を計算するためには、時間がかかります。この計算時間はPCの性能と、テーブルルールによって変化します。PCの性能の方はCPUが重要で、テーブルルールはチャーリーの有無が重要です。チャーリーが有効の場合、計算時間が短くなります。
私の例ですが、i5-10210Uを搭載したサブで使っているノートパソコンで良くあるインフィニットブラックジャックのRPTを計算しようとするとおよそ13秒かかります。これぐらいの速度ならばギリギリ使用に耐えると思いますが、これより遅いと不自由するかもしれません。
i5-10210Uは数年前のノートパソコン向けの廉価CPUなので、同等以上のパソコンを用意するのは簡単だと思います。

BJCMの機能

期待値計算

現在のデッキの構成から正確な期待値を計算します。

最適手計算

現在のデッキの構成とディーラ、プレイヤーのハンドから最適手を計算します。

テーブルルール変更機能

BJCMでは、多くの標準的なテーブルルールのブラックジャックに対応しています。

ブラックジャックのルール

ベッド額提示機能

ケリー基準に基づく最適なベッドサイズを計算してくれます。ケリー基準とは、破産も考慮に入れた上で最も資産が増えるベッドサイズを計算できる式です。ちなみにここで使用しているケリー基準は、単純に期待値に基づく不正確なものではなく、数学的に最適な計算式を使っています。詳細は以下の記事で解説しています。

WSL高速化機能

WSLという、windows上でlinuxを動かせる仮想環境をインストールして頂くと、自動的にWSL上で計算を行います。WSLを利用すると、計算時間が改善することがあります。

リンク

実際に私がこのツールをオンラインカジノで使ってみた結果を以下の記事で紹介しています。

購入方法

まず体験版を使ってみて、お使いのPCで正常に動作するか確認してください。こちらが体験版のリンクです。

BJCM 1.5.1.zip

このノートを購入した上で、Noteのユーザーネームと供にメールを送信していただくと、私が数日以内にアクティベーションコードを返信します。
価格は1万円です。安くはないですが、高くもないと思います。

注意事項

  • 一度発行したアクティベーションコードは消せないので、返金は一切できません。動作にはある程度のPCスペックが必要になりますので、体験版を使って、お使いのパソコンで期待値の計算にどれくらい時間がかかるか必ず確認してください。

  • 1PC1ライセンスの形で販売しますので、パソコンを買い替えた時は新しいコードが必要になります。コードの再発行は常識の範囲内で受け付けます。

  • 本ツールを利用して生じた一切の損害に対して、責任を負いかねますのでご了承ください。

Noteの購入を以て、これらの注意事項に同意したものとみなします。

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