障害者を支援する仕事②〜運転中のやりとり〜

下請けの仕事でできあがったものを納品するため、車を運転していました。後部座席に自閉症の方が乗っていました。


信号をみて

「青だ」

と利用者さん


アクセルを踏み込む。いや赤だ。すぐ急ブレーキ。


「あぶな〜い!」

と利用者さん


『貴様が青だと言ったんたんだろうが』と私の心の声。


帰りの時間に間に合わなそうと思ったのか?ただただ、早く戻りたかったのか?


利用者さん「青ぉ」


私「いや赤ですから」


利用者さん「しゅっぱつ〜」


私「いや、まだ、赤ですから」


私「あのホントに、混乱するので、お静かに、願えますか?」


わかってはいたが、やめてくれない…。



信号でとまる度にこんなやりとり。経験してみるとわかります。けっこう惑わされるんです。

でも、そんなやりとりも、楽しいので、この仕事を続けています。


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