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和食でマインドフルネスイーティング

3月末、数年ぶりに京都を訪れました。
普段海外に住んでいると、日本での滞在中に、特に美しいと感じることが多いと思う。

玄関に置かれた靴や傘の佇まい、お店やレストラン、タクシーでの細かな気遣い、動線に沿ったものの配置。

そして、食。

今回は京都の古民家を貸し切って宿泊し、朝食は仕出し屋さんの精進料理を届けてもらった。日本にいたら当たり前に思っていたかもしれないが、里芋の面取り、かぼちゃの飾り切り、配色が美しい煮こごりなどなど、一つ一つが目の保養になり、おもてなしが詰まったそれらを戴くという行為が、とても贅沢だ。

こんな美しい料理を食べていると、自然と、どのように作られたのか、思いを馳せられる。

3月の終わりで桜の季節を感じられるように、ゆりの根の鱗片を桜の花びらに見立ててあるなぁ。どこから仕入れてるんだろう。一皿一皿彩りが美しいし、全体としても整っているなぁ。

美しい和食は往々にして、自然とマインドフルネスイーティングができることに感動しました。食事の時に、マインドフルに食事をしようと意気込んでいたわけではありません。美しく、美味しい料理が自然とそうさせてくれたのです!!これは感動です。

マインドフルネスイーティングの効果を得るには20分ぐらい必要だと言われています。そうすれば脳と体が満足するようです。
20分続けると、満腹感を知らせるレプチンというホルモンが放出され、報酬系ホルモンと呼ばれ、幸福感を感じさせるドーパミンも放出されます。

また美しい食事をする時にマインドフルネス瞑想を積極的に思い出してみようと思っています。


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