#05 受験勉強準備
中小企業診断士講座に申し込んだ私は、試験についていろいろと調べ始めた。普通、順序が逆だと思う。そういう、思い立ったらすぐ行動しちゃうところが、私の長所であり短所だ。
経営コンサルタントの資格なのだから、経営学とかをやるのは想像ついていたが、まさか「法務」まで勉強するとは思いもしなかった。これは、本気出さないとヤバそうだぞ。。。
講座は、9月から始まる。9月と10月は週1、11月からは週2になって、夏に1次試験がある。ということがわかった。
講座が始まるまで1ヶ月ある。その間に、予習をしておくことにした。
大きな本屋さんへ行くと「中小企業診断士」と書かれた本がいくつかある。過去問を開いてゾッとした。さっぱり意味がわからないどころか、こんな勉強をしないと行けないのか・・・。と、そっと本棚に戻す。
初学者向けの本や「まんがでわかる」系の本、それから簿記3級の本などを購入して、少しずつ予習をすることにした。
しかし、私は大学へ行っていないし、高校も誰でも受かるような公立高校で、いわゆる受験勉強というものを経験したことがない。というか受験勉強が嫌で、受験を避けて生きてきた。
そういえば高校3年生の時、親からも担任教師からも大学進学を勧められた。芸術系の大学に興味があったが学力試験が必須だったため、あれこれとそれっぽい理由をつけて、デザイン系の専門学校(名前を書けば入学できるレベル)への進学を決めたのである。
ー実際は、専門学校は卒業するのが大変で、卒業する頃には生徒が半数くらいに減っていたと思うがー
そんなわけで、ろくに勉強をしたことのない私にとって、勉強の仕方がわからない。本を読んでも、集中力が無さすぎてまったく頭に入らない。
そこで、以前に買って読んでいた、精神科医 樺沢紫苑さんの「学び効率が最大化するインプット大全」という本を再度読み直してみた。そこには、効率的な勉強方法がいろいろと書かれている。また、メンタリストDaiGoさんの「自分を操る超集中力」という本も読んで集中力のつけ方も勉強した。
いろいろなことが書かれていたが、「目障りなものを視界からなくすこと」が最も簡単で効果的で、「適度な運動」も脳を活性化させるのに重要なようだ。
素直な私は、ミニマリストに憧れるほど、目障りなものをガンガンと捨て、できるだけ意識の邪魔をするものを排除した。
また、朝イチのウォーキングが良いと聞けば、朝から30分ほど歩く生活を始めた。その効果かどうかはわからないが、結果的に合格したのだから、単純なことは時として功を奏するものだ。
とはいえ、とにかく習慣になってしまえば勉強するのが当たり前になるから、こんなに不安にならなくてもよかったな。と今振り返れば思う。
そうこうしているうちに、学校から教材が届いたり、事前準備授業の動画などが始まって、学校のカリキュラム通りしっかり勉強していくことに決めた。
ー学校が始まる前に購読した本ー
(古いものがあるので購入の際は最新版をお選びください)
↑これからどんな勉強をするのか、という予習に役に立った
↑なんとな〜く会社というものがふんわりわかった…ような気がする
↑なんとな〜く世の中のお金の流れが見えた…ような気がする
↑財務会計の授業が始まる前に簿記3級の仕分けを理解しているかどうかは、大きな違いがあると思う
↑タイパ重視でものごとを学びたい人にはおすすめ
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↑決算書への苦手意識がやわらぐ
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