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#25 2度目の『心惹かれる仕事」』を手放し得たこと

みなさんが「就職・転職」において「会社・仕事内容・雇用形態」を、選ぶ基準は何なのでしょうか。

わたしは「転職回数」が、とても多い、それは「自分の心が満足しない仕事」を選んだのが、原因のようです。

自分は認められていないと思っている人にとって、成功とは評価されることである。

心理的に健康な人にとっては自分の心が満足することである。 

加藤締三著『だれにでも「いい顏」をしてしまう人 嫌われたくない症候群』より引用

父は「大手電機メーカー」に勤務しており、幼いころから「就職」するなら、「大企業」にと言われ育ちます。

確かに「不自由のない子供時代」をおくれ、潤沢な「福利厚生」などもあり、楽しい思いでも多かったので、否定もせず、その通りだと思い「社会」へ飛びだしました。

「ちょっと変わっているね!」と思われてもいい。何か気持ちが動くものであれば、ワクワクして、心惹かれるのであれば、それに忠実に動いてみるのです。
 
これからの人生の後半において、あるいは人生全体において、役に立つような何かが見つかるかもしれません。
~(中略)~
それを、仕事や人生の活動の中に活かすとしたら、どんなことができるでしょうか。

諸富祥彦著『50代からは3年単位で生きなさい』より引用

諸富祥彦著『50代からは3年単位で生きなさい』より引用

わたしは、「鉄道運転士」になりたい「夢」があり、新卒で「大手鉄道会社」に決まり「社会人生活」がスタートしますが、あえなく「コミュニケーション・自己開示」が上手くできず、数ヶ月で「退職」してしまいます。

自分が「心惹かれる仕事」に赴いたにも関わらず「コミュニケーション・自己開示」下手から「挫折」したことで、その後は「転職回数」が多くなる「仕事選び」をするようになります。

「夢」を失い、それ以降の「転職」「自分が心惹かれる仕事」ではなく、「会社の規模」が、仕事を決める基準になりました。

その中で一度だけ「中小鉄道会社」に転職でき、2度目「心惹かれる仕事」に赴け、「仕事も楽しくプライべートも充実」「コミュニケーション」も上手く取れ「充実した日々」が続きます

ところが、わたしは「退職を選択」し、もっと「大きな鉄道会社」でないと認められない(誰に?)「大手鉄道会社」ではあっても職種の違う「バス運転士」へ転職してしまいました。

自分の人生に楽しいことを見つけられたときに、他人がアンバランスなほど重要でなくなる。

こうして「自分がある」ようになってはじめて他人ともコミュニケーションできる。

 
「自分がない」状態では他人とコミュニケーションできない。そこにあるのは迎合とか攻撃である。人と話していても、それは心がふれあうコミュニケーションではない。

加藤締三著『だれにでも「いい顏」をしてしまう人 嫌われたくない症候群』より引用

自分の「心が満足していた仕事」を捨て、「大きな会社」というだけで、「転職」してしまったのです。

仕事内容ではなく、「会社の規模」で選択した「バス運転士」にやりがいを見いだせず「後悔」も大きく、やがて「生活のための仕事」になります。

「コミュニケーション・自己開示下手」が再び顏をだし、ごく近い人意外を「拒絶」するように、なりました。

「バス運転士」になり「26年」ある出来事から「休職」になり、自分を振り返る時間ができたいま「仕事」だけではなく、「趣味」「様々な価値観」「自分の心が満足」することが、大事なだと、やっと気づけたようです。

とは言え「自分の心が満足しない仕事」でも、「恵まれている部分に注目」して、頑張っている方も多いですよね。

私は「青い鳥症候群」だったのでしょうか。

「自分の心が満足」することを追求すると同時に、「今ある幸せに」も目を向けることで、さらに「生きやすく」なるのかもしれませんね。

#26「生きづらさ」を感じたら!はこちらから

引用させていただいた「本」

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