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【野鳥観察チップス】バードウォッチングに必要なもの

こんにちは、あおさぎ。です!
以下の【野鳥観察チップス】ではバードウォッチングの魅力・楽しさを紹介しました、拙い文章ですけどね。

この続きとして今回は、バードウォッチングに最低限必要なもの…双眼鏡図鑑の選び方をあおさぎ。視点で紹介します。詳細は専門書や識者の皆様の解説に譲りますが、選ぶ際の参考としていただけたら嬉しいです。


双眼鏡のオススメは「8×42」

遠くの野鳥を観察するためには、やっぱり双眼鏡が必要です。しかし、いざ双眼鏡を買おうとすると、何やら難しいことがたくさん書いてあって、どれを選べば良いか迷ってしまいますね。

そんなときに着目するのは「8×42」等と書かれた部分。

「8×42」の部分に着目!

この「8」は倍率「42」は対物レンズ(目に接する側と反対側のレンズ)の直径(単位:mm)を表しています。これら2つの数字は以下の特徴があります。

  • 倍率が大きいと、より遠くの野鳥を観察できる。

  • レンズ直径が大きいと、視野が明るくなり観察しやすい。

こう書くと数字が大きい方がメリットが多いように思えますが、デメリットもあります。

  • 倍率が大きいと視野が狭くなり、視野の中で動き回る野鳥を追いにくい。

  • 一概に言い切れませんが、レンズ直径が大きいと双眼鏡が大きく重くなる。

狭い視野で野鳥を追うのはスキルでカバーできなくもないですが、慣れないうちは凄くストレスになります。双眼鏡の重さは例え200gの差でも甘く見てはいけません。数時間歩き続けるとその重さがボディブローのように効いてきて疲労につながります。

そんなメリット・デメリットのバランスの良いところで「倍率8倍・対物レンズ直径42mm」の双眼鏡がオススメです。後は、デザインと価格で気に入ったものを選べば良いと思います。

靴は自分で選ばない!

市街地や都市公園でのバードウォッチングであれば履き慣れた普段の靴で十分ですが、林道や川原等のフィールドではちゃんとしたブーツが欲しくなりますよね。

愛用しているトレッキングブーツ

トレッキングブーツを購入する時のポイントは…自分で選ばないことです!…オイッ!って感じですが、ブーツはフィールドで自分の身を守るために重要なアイテム。自己判断で選んでしまうと、足首を痛めたり、フィールドで滑落したりする恐れがあります。そのため、購入時は必ず店員さんに相談しましょう(ブーツのメーカーや店舗でもそれを推奨しています)。

店員さんに「バードウォッチング用の靴を探している」と尋ねても伝わらないでしょうから、例えば「低山登山等のトレッキング用の靴を探している」等と尋ねれば良いと思います。自分で選べるのはカラバリくらいかな…。

一瞬の残像から調べたい!

私が主に使っている図鑑は、この2種類です。

愛用している図鑑

左の図鑑は亜種や珍鳥まで数百種類を全て写真で網羅した分厚いもの、右の2冊の図鑑は代表的な野鳥をイラストで解説したポケットサイズのものですが、フィールドに持っていくなら右のタイプがオススメです。

いくつか理由がありますが、まずはその重さ。双眼鏡と同じく、軽い方が体への負担が少ないです。続いて、フィールドでの調べやすさ。知らない野鳥に出会って、それがパッと飛び去ってしまった時、目に焼き付いた一瞬の残像から調べなければなりません。こういうときに分厚い図鑑だと、調べている内に残像が薄れ、結局何だったのか分からず終い…ということになりかねません。一瞬の残像に残った特徴(例えば、黒い頭に白い頬、目にかかる黒い線、羽の一部が黄色等)から直ちに調べるには、野鳥の特徴が強調・単純化されて描かれているイラストタイプの図鑑が使いやすいです。あと、悴んだ手でページをめくりやすいか、というのもポイントかもしれません。

みんなのためのゴミ袋

最後に1つ、オススメしたい持ち物があります。ゴミ袋です。自分が出したゴミをまとめるだけでなく、林道に捨てられたゴミを回収するために使います。最近フィールドに行くと、マナーの悪い人やそういう人が捨てたゴミが気になってしまい、いつの頃からかゴミ拾いをするようになりました。

自分やその林道の利用者、自然の中に暮らす野鳥や全ての生き物みんなが幸せになれたら…ゴミ拾いだけでそう簡単には変わりませんが、そんな思いでゴミ拾いを続けています。

参考になったでしょうか…?

詳しい方からすると情報が少なかったり、見当違いなことを言っていたりするかもしれませんが、「バードウォッチングを始めたい!」という人に向けて、「まずは難しいこと考えずに、こんな感じで双眼鏡や靴を選んでみては?」と僭越ながらアドバイスさせていただいたつもりです。こういうちょっとしたことで悩んで先に進めず、挫折しても楽しくないですからね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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